2017年11月1日(水)キャリアてっぺんフォーラムを取材しました!【ふじみ野キャンパス:学生記者】
▲学生からの質問に答える卒業生。話を聞くだけでなく、学生からは多くの質問がなされた。
終始真剣な様子でメモを取りながら就活に生かそうとしていた。
先輩から学ぶ就活メソッド
ふじみ野キャンパスで最も大きい講堂のステージにスーツを着こなした文京学院大学の卒業生が5人並んだ。学生と一線を画す雰囲気からは社会で活躍している自信を見ることができる。この5人の共通点は一般企業に就活し、自分の希望を叶えたというところである。その先輩の話を聞こうと集まった多くの文京生を前に卒業生5人が1人ずつ就活でのエピソードを語っていった。進路選択の方法や面接の攻略方法など就活では欠かせない情報を持参したパワーポイントを使いながらわかりやすくプレゼンする姿からは社会人としてのスキルが感じ取れた。
このキャリアてっぺんフォーラムはキャリアセンターによって企画され、てっぺんフォーラム実行委員会が運営・進行を協力する形で行われていった。フォーラムはこれから就活に取り組む委員の学生にとって大変有意義なものになった。当日の司会進行を務めた新垣さん(人間学部コミュニケーション社会学科1年生)は、1年生ということで就活についてまだイメージしにくく、台本の中でも難しい単語が出てきたため苦労したようだ。また、1ヶ月前に行われたあやめ祭でてっぺんフォーラム実行委員会が初出展をしたこともあり準備期間が少なかったのも大変だったと語る。しかし、その中で新垣さん自身も進路を考える上で勉強になり刺激を受け、貴重な経験になったと今回の活動を振り返った。
▲当日、運営・進行を行ったてっぺんフォーラム実行委員会の3人。左から新垣さん、工藤さん、荒井さん。
卒業生の話を聞き終わった後、場所を移動し女性はメイクアップ講座、男性は第一印象アップ講座を受けた。講師にはヘアーメイクアーティストの長谷あゆみさん、引田早苗さんと接遇マナーインストラクターの竹内真理子さんを招待し、就活で必要なメイク方法やマナー、着こなしなどを学生に指導いただいた。メイクや着こなしでは、代表の学生がモデルとなり実際にその方法を伝授いただいた。モデルとなった学生は、かなり細かくメイクされていきメイク前とは違った雰囲気になっていた。面接だけでなくインターンシップや説明会などでも第一印象は重要であるため学生にとって有効な技術であった。
BEFORE AFTER
▲(左)メイクアップ講座で代表の学生がメイクされている様子、(右)第一印象アップ講座で代表の学生が印象を明るくするメイクをされている様子。
そしてキャリアてっぺんフォーラム終了後、このフォーラムを担当したキャリアセンターの山下さんから話を聞いた。
Q:「今回のフォーラムは就活生にとってどのような位置付けだったのですか?」
A:「これから就活に臨む学生にまずは今どういう立ち位置にいるのか知ってもらい、社会で活躍している先輩の話を聞き自分が働くイメージをしてもらいたかった。内定だけが目的ではなくその先の自己実現に向けて活動してほしいというねらいがあった」
Q「てっぺんフォーラム実行委員会が運営に参加するということに何か意図はあったのですか?」
A「学生にとってもっと身近に実行委員会を感じてほしい機会をつくろうとしている。また代替わりの時期でもあり委員の育成という意図もあった。そして、運営に協力した実行委員自身もこのフォーラムを通して、就活や進路について興味を持ってもらいたい。」
▲キャリアセンター児童発達学科担当山下さん。進路相談に応じる時はノートをとりながら学生に真摯に向き合う。
その癖が出てインタビュー中もボールペンを握っている。
◆取材・記事執筆 児童発達学科3年 小泉玲雄
児童発達学科3年 安野隆史