2019年9月7日(土)~9日(月)本郷キャンパス国際連携教育プログラム「夏の軽井沢合宿」に行ってきました!【本郷キャンパス:学生記者】
この合宿はアメリカ・マレーシア・ブルガリアなど多くの国からの交換留学生と本学の学生たちが軽井沢で2泊3日を共に過ごし、交流を深めるイベントです。これは毎年行われているもので、私は今回初めて参加してきました。
(バスでの様子)
1日目
○バーベーキュー&アクティビティー
1日目の昼は軽井沢タリアセンでバーベキューをしました。日本に来てからまだ1週間ほどしか経っていないため、日本のバーベキューに少し戸惑っている留学生が多くいた中で、文京生が率先して食べ物を焼いたり、食べ方を教えたりしている光景がよく見られました。お肉と焼きそばが特に美味しく、みんなが笑顔で昼食を楽しみました。
(バーベキューの様子)
昼食の後はタリアセン内を散策し、さまざまなアクティビティーをして過ごしました。中でも、アーチェリーは学生たちに人気のようでした。アーチェリーを経験したことがある学生もいたらしく、彼らが的を射るたびに周りから歓声が上がり、大きな盛り上がりを見せていました。
(構えがカッコいい!)(アーチェリー体験の様子)
(私(右)も挑戦しました)
私は初めて挑戦したのですが、アーチェリーを真っすぐ射ることが難しく、同じ初心者の留学生とどうしたらうまく飛ぶかを考えながらやりました。結果は…的の中心を射たのが10本中1本ということで、悔しいものとなりましたが、留学生たちとともに非常に楽しめました。来年はぜひリベンジしたいと思います。
二日目
○浅間縄文ミュージアム
2日目の朝は、浅間縄文ミュージアムにお邪魔しました。そこには縄文時代の土器や生活の様子などの多くの展示があり、みんなが興味津々にそれらを眺めていました。
(見学の様子)
さて、突然ですがここでクイズです。
このミュージアムで文京の学生が最も苦労したことは何でしょう?
正解は、展示物の説明を英語に翻訳することです。
ミュージアムの見学は館員さんの説明から始まりました。文京生の何人かはそれをその場で英語に翻訳し、留学生に伝えることをしました。私もそれに挑戦したのですが、単語が思いつかなかったり、縄文時代の知識が足りなかったために非常に苦労しました。しかし、自分の英語を磨くことがこのイベント参加の目的の一つだったため、非常にいい経験になったと思います。
(文京生が説明をしている様子)
見学を終え、次に私たちは「勾玉作り」を体験しました。3種類の形から各々好みのものを選び、全員が一心不乱にそれらを磨きました。約1時間半の作業の末に勾玉が完成し、学生たちはそれをアクセサリーとして首に下げていました。
(勾玉を磨いている様子)
(勾玉が完成!)
○温泉体験
ミュージアムを後にし、昼食を済ませた後、希望者たちで温泉に浸かりに行きました。ほどんどの留学生が温泉を体験したことがなく、人前で裸になることに抵抗をもっているようでした。しかし、一度裸になってしまえばそんなことも忘れ、「あ~~~~~」と気持ちよさそうな声をあげながら、初めての温泉を楽しんでいました。温泉を出た後には、「また来たい!」という感想をよく聞き、満足度が高かったと思います。
(温泉後はマッサージチェアーでリラックス)
三日目
○カーリング
最終日の3日目はカーリングをしました。ここでは、インストラクターに基本から教わり、最後にはチームを組んで試合をしました。ここでも、インストラクターの説明を翻訳することに苦労したのを覚えています。ストーンの投げ方からカーリングのルールまでその場で英語で伝えました。苦労した分、自分の言っていることが伝わって試合が始まったときはとても嬉しかったです。
(ストーンを投げる様子) (「YES!」の掛け声とともに氷を磨きます)
(試合後の写真)
○終わりに
この3日間の軽井沢合宿を通して、文京生と留学生たちがよく交流できたと思います。学生たちの素晴らしい笑顔がとても印象に残っています。この合宿が今年の国際交流プログラムのスタートとなり、今後も多くのイベントが続きます。私もそれらにできる限り多く参加して、それらを伝えていければと思います。
(宿舎での集合写真)
学生記者 外国語学部 3年 笹原 響心