ニュース

令和2年 新たな生活様式・オンライン授業【本郷キャンパス:学生記者】

大学2020.07.03

 皆さんこんにちは。文京学院大学、本郷キャンパス学生記者の打木友賀です。現在世界では、新型コロナウイルス感染症流行に伴い、企業や政府、人々、各機関も新しい生活様式への変化が求められています。文京学院大学においても、今までとは異なる新しい授業スタイルに変わり、オンライン授業が導入されました。そこで今回はオンライン授業について、本郷キャンパス学生にアンケートを行い、現在の学生の現状や抱えている問題などを調査しました。

20200701_オンライン授業1b.jpg

20200701_オンライン授業2.jpg

(オンライン授業の様子)

 

目次
・良い変化
・悪い変化
・新しく始めたこと
・オンライン講義の全体的な印象
・オンライン授業中の理想的な生活について
・今後について

  良い変化
・オンデマンド配信型授業の場合、自分のペースで学習できるため、時間をかけてじっくり理解を深めることができる。
・朝が苦手な人や、家が学校から遠い人にとっては時間を効率よく使うことができる。自分の好きなスタイルで勉強することができる。
・オンデマンド配信型授業では資料を何度も見返し、理解するまで説明を聞くことができる

  悪い変化
・オンライン上ではコミュニケーションがとりづらいので、特に英語の授業への取り組みがしい。
・ネットワーク回線が良くない時があり、接続が切れてしまうときがある。
・先生によって使うアプリケーションが異なるので、課題を見落とさないか心配。 
・ネット環境が人によって異なるので同一環境下での授業とはならなくなってしまう。

 良い変化の主な意見として、自分のペースで学習できるという意見がありました。授業の中にはTeamsやZoom などのWEB会議ツールを用いてリアルタイムで行うものもあれば、オンデマンド配信型で自分の好きな時間に授業の映像を見て、学習する形式もあります。悪い変化ではオンラインの授業ではコミュニケーションがとりづらいというのと、ネット環境の問題が挙げられました。筆者も英語の授業ではオンライン授業の大変さを感じています。英語の授業は話す機会が多くなりますが、カメラをオンにしない人やマイクをオンにしない人もいるので、一部の人だけで授業が進行する時間もあります。

  新しく始めたこと
・料理、家でできる運動、就活を意識したSPIの勉強。
・勉強椅子をバランスボールに変えた。
・コーヒーの勉強。
 長い外出自粛を強いられる中、文京学院大学の学生は何か新しいことに挑戦する人や、生活に充実感を持たせることを始める人が多数いることがわかりました。この期間を充実した時間にするために新しく何かを始めるにはとても良い機会だと思います。ちなみに私はこの期間に新しく株の勉強を始めました。今までも興味があったのですが時間がなくて学ぶことができなかったので、この時間をとても有効に活用できていると思います。

  オンライン講義の全体的な印象
・一概に良いとも悪いとも言えないが、英語の授業に関しては教室で行うほうが良い。
・自分の性格上勉強している人に囲まれる環境のおかげで自分自身も集中することができるので、今の環境は好きではない。
・いい経験だとポジティブにとらえている。
・将来教員を目指している私にとってはICT(情報通信技術)について考える良い機会だと考えています。

全体的な意見としてはネガティブな意見、ポジティブな意見の両方がありました。今までの学習スタイルとは大きく異なるため、対応していくことは大変なことではありますが、様々な良い点にも焦点を当て、この環境で従来と同様、またはそれ以上に自分なりに考えて行動することが大切だと思います。

  オンライン授業中の理想的な生活について
 学生にアンケートを取っていく中で、私は、この期間の生活は今までとは異なり、自分で生活のプランを作ることが求められていると思いました。今までならば学校にいるので、教室で規則正しく時間に沿って授業が行われていましたが、今の生活は自分自身で時間を気にしなくてはなりません。私は今回の生活で今までのような規則正しい生活を続けるべく、朝早く起きて、トレーニングをし、健康的な朝食を取っています。理想的な生活は人によって異なりますが、なるべく健康的な生活を心がけるようにしたほうが良いと思います。現在はオンライン授業でパソコンやスマホと向き合う日々なのでストレッチなどをして息抜きをすることも大切です。

          
  今後について
 文京学院大学では大学の方針により、8月の授業が終わるまでは、オンライン授業が継続されることになりました。大学ではチャットラウンジという、Chat PartnerやTutor(指導員)と自由に外国語でコミュニケーションできるオープンスペースを設けており、入校が禁止されている今、オンラインでの会話ができるようになりました。図書館での本の貸し出しや必要図書の印刷なども電話やメールで対応してもらえるようになりました。大学の施設の一部はこのように形を変えて学生に提供されているので、まだ利用したことのない人はぜひ使っていきましょう。そして緊急事態宣言などは解除されましたが、普段からマスクの着用、手洗いや消毒、3密を避けるようにしてウイルスから身を守る行動を心がけましょう。