理事長挨拶

理事長ご挨拶

皆様におかれましては、平素より学校法人文京学院の教育・研究活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、本学院は、2024(令和6)年に創立100周年を迎えます。関東大震災の翌年、1924(大正13)年に、創立者 島田依史子が22歳の若さながら、自立した女子を育てるために開設した「島田裁縫伝習所」として産声を上げました。その後、様々なチャレンジを繰り返し、建学の精神「自立と共生」、校訓「誠実」「勤勉」「仁愛」の基、現在では、文京区の本郷・駒込と埼玉県ふじみ野市に、大学院・大学、中学・高等学校、幼稚園を擁する総合学園となりました。
違いを受け入れ、認め、お互いを尊重しあえる共生社会の実現に貢献する、自立した人間を世に送り出すことこそが本学院の使命として、100年の歴史を刻んで参りました。その間、本学院各校卒業生の皆様・ご家族、教員、職員、そしてご支援くださった地域の皆様、そして現在各校で学んでいる、学生・生徒・園児の皆さまお一人おひとりとのご縁に改めて感謝申し上げます。

そしてこの度、皆様と志を一つにして、この記念の年を迎えるにあたり、様々な「創立100周年記念事業」を計画してまいります。創立100周年を迎えることを一つの契機に、創立者 島田依史子の歩みを振り返り、原点に立ち返って確認するとともに、今日の時代・社会・環境をふまえて建学の精神を実現するため、関係者と力を合わせて一層の取り組みを進めてまいります。

本学院では、今回の100周年記念事業のキャッチフレーズを「あなたと共に未来を紡ぐ」に定めました。100周年という節目が、今まで100年に亘り多くの方々と紡いできたご縁に感謝する場、そしてこれからも永きに亘り紡いでいただく新たなご縁を温かく包み込む喜びに満ちた場、そして本学院に関わる人々の世代を超えた大きな交流の場となりますことを、心から祈念しています。古い卒業生から、現役の園児・生徒・学生まで、誰もに挑戦する事の勇気を与える100周年にしたいと考えています。引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願いします。

学校法人文京学院学院長・理事長島田昌和

学校法人文京学院
学院長・理事長
島田昌和

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