文京学院大学について

教員養成に関する情報の公開

1.本学の教員養成の目的

「自立と共生」という建学の精神に立脚し、人間の生涯発達の全体にわたる人間理解を基礎に共生社会の実現に貢献しうる人材の育成を目指す。具体的には、(1)乳幼児・児童・生徒の発達に寄り添う実践力のある教員、(2)グローバル社会、コミュニティとの関係を深く理解した視野の広い教員、(3)児童・生徒の心理に対する深い洞察力をもった教員の養成を目指す。

2.各学部の教員養成の目標と育成をめざす教師像

『人間学部児童発達学科』

教員養成の目標

  1. 乳幼児・児童について多面的な知識、理解を深めるとともに教育・保育現場で即戦力となれる実践力を育てる。
  2. グローバル化に対応するための異文化理解、様々な人と共生するための個人差の理解など多様性に対する深い理解力を育てる。
  3. 卒業後も学び続けるための意欲や探究心を育てる。

育成をめざす教師像

本学の建学の精神を理解し校訓を実現し、未来を担う幼児・児童の最善の利益を図るための教育・保育専門職として以下の知識・理解・実践力を身に付けた教師の育成を目指す。

  1. 幅広い教養と専門分野における知識・技能を身に付けている教師。
  2. 問題を発見し解決に向かって情報収集・思考・判断・表現することができる教師。
  3. 個人差、異文化の違いなどを含む多様な他者とかかわり、共生することができる教師。
  4. 自らの目標や課題、実践を省察し、新たな目標に向かって主体的に学び続けることができる教師。

『外国語学部』

教員養成の目標

グローバル社会で自立と共生を実現するために、英語による実践的コミュニケーション能力および国際理解教育に関する知識と態度を身につけた生徒を育てることができる人材を育成する。

育成をめざす教師像

外国語学部では、以下の能力を備えた教師の養成を目指す。

  1. 実践的な英語コミュニケーション能力を備えている。
  2. 英語・英語教育および国際理解教育に関連する専門知識を備え、それらを教育現場において反映し活用できる。
  3. 生徒の英語コミュニケーション能力を高め、グローバル社会において自立し、また多様性のある他者との共生を図ることができる生徒を育成できる。

3.目標を達成するための計画

  1. 大学特別科目として「人間共生論」「地球環境論」など全学生が学ぶべき共通科目を配する。
    大学への適応や将来設計の基礎として、初年次から「基礎演習」「実習基礎演習」(人間)や「初年次セミナー」(外国語)、キャリア教育等を行い、教員に必要な基礎技能を育成する。
  2. 体系的に整備された順次教育型カリキュラムにおいて、1、2年次から保育・教育現場にふれ、理論と実践を往復して学修することにより、専門性の育成をはかる。
  3. 併設幼稚園、併設中等学校、保育実践研究センターなどの学内施設、学校インターンシップなど、身近な保育・教育現場に実践的かつ主体的に参加し他者と協働的な問題解決を体験する。

人間学部では、1年から4年まで実習科目を配置し、現場と大学を往復しながら理論と実践を結びつける。
心理系科目により乳幼児・児童に対する理解を深めるとともに「音楽」「図工」「体育」「表現」に関連する科目、教育・保育方法に関連する科目を各学年に配置し表現力を培い、より高い実践力を身に付ける。
外国語学部では、1年次から体系的に教職に関する科目を配置するとともに、英検やTOEICなどの外部検定試験の判定を基準とする履修要件を3、4年次に設けることで、学校現場に求められる語学力を保障する。

教員の養成に係る組織

教員数、教職に係る授業科目

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教員の学位および業績、担当教職科目

各教員が担当する授業科目、科目の授業方法および内容、計画

卒業者の教員免許状の取得状況

大学(2023年度)

人間学部 外国語学部
96 中(英語) 6
34 高(英語) 6

大学院(2023年度)

人間学研究科 外国語学研究科
2 中(外国語) 0
高(外国語) 0