第4回「新・文明の旅」プログラム
“Road of Eurasian Civilizations”Project -Bunkyo Gakuin Students Overseas Study Tour-
第4回の「新・文明の旅」は・・・
現在、全世界的な COVID-19 新型コロナウィルスの蔓延により、留学や海外渡航に大きな制約が生じています。
「新・文明の旅」プログラムでは、第4回として2020年に東南アジア地域を訪問する予定で計画でしたが、1年延期して
2021年に実施すべく進めています。
交流先としては、タイ・カンボジア・インドネシアの3ヶ国を選定し、交流先となる現地の大学や機関との交渉を続け
ています。コロナ禍の先行きは不透明ですが、状況が許せば、実際の現地の国々を訪問できるよう頑張ってまいります!
世界の文化を学び、日本の分化を伝える「新・文明の旅」プログラムにぜひご参加ください。
今、できること・・・
第4回プログラムは1年間の延期となりましたが、文明の学びを絶やさないため、インターネットを活用したオンライ
ン交流、国際郵便の活用、国内での学びなど、2020~2021 の “今できること” を積極的に進めています。
また、第4回プログラムに向けての活動だけでなく、これまでの「新・文明の旅」プログラムの実績を受け継ぐ
【統括継続委員会】とも連携して、2024年のゴール目指して「新・文明の旅」プログラムを盛り上げていきます!
Sep/2020・宝生会夜能特別公演
~世界に伝えるべき日本の伝統芸能~
宝生会様より 本学学生・教職員10名ご招待いただき、夜能特別公演を拝聴させていただきました。
Sep/2020・和楽器演奏会:ウズベキスタン留学生を励ます会
1年間の日本への留学、その後半がコロナ禍のため思い出作りもままならず帰国するウズベキスタンの留学生の皆
さんに、日本の楽器で音楽に親しんでいただくべく交流イベントが開催されました。
Oct/2020・EHAGAKI PROJECT
渡航が1年延期となった REC4プログラム、コロナ禍のもと、オンライン疲れの見え隠れする昨今、海外の協力校
と本学学生との間で、敢えてオールドスクールな air mail による「文通」での交流を図りました。
19名の参加学生が思い思いに選んできた絵葉書にメッセージを添え、かつて本学に留学生として共に学んだブル
ガリア、ウズベキスタン、カザフスタン 各大学の学生さん達に送りました。
まずは、このプロジェクトを通して学生間で親近感を高めて、後のオンライン交流を実施する際には積極的な学生
交流を実現します。
Nov/2020・「和楽器の魅力を探る」第2 回 ~邦楽囃子の響き~ 実施報告
2020 年11 月29 日午後、文京学院大学本郷キャンパスで、新・文明の旅 日本文化教育プログラム
「和楽器の魅力を探る」第2 回 ~邦楽囃子の響き~ が行われました。第1 回で演奏を披露いただいた尺八奏者の
津上弘道氏に、今回はコーディネーターをお務めいただき、同日昼前に「新・文明の旅」プレガイダンスを受けた
学部生12 名に、理事長・学長はじめ教職員、アメリカ人チューターが加わり、総勢30 名が生の演奏を体感しま
した。
“演奏会後の体験を終えての集合写真”
今回取り上げたのは、歌舞伎の伴奏として発展してきた邦楽囃子です。邦楽囃子方として藤舎呂近氏、望月左太
助氏、藤舎雪丸氏、藤舎英心氏、福原寛瑞氏をお招きし、小鼓、大皮(大鼓)、太鼓(締太鼓)、大太鼓、篠笛、
能管、あたり鉦とすず を曲目ごとに組み合わせて、入場曲の他、「水」と「まつり」の2 つの曲目を演奏してい
ただきました。また、邦楽囃子の歴史や和楽器の材質・構造・演奏法についての説明を曲の合間に伺いました。
さらに終盤には、参加者のうち希望者14 名が、小鼓の演奏を体験する機会を得ました。
体験者は全員が小鼓を一つずつ手にとり、2~3 人に分かれて演奏指導を受けた後に、約1分間の曲を7 人で音を
揃えて披露しました。
詳細な実施報告レポートを頂いています!
※ 表示が崩れる場合はこちらの PDFファイルをご覧ください。
Mar/2021・国立コンケン大学(タイ王国)との包括協定締結
2021 年3 月23 日(火)、第4回「新・文明の旅」プログラムで訪問交流を予定している
タイ王国のコンケン大学と包括協定を取り交わしました。
コロナ禍のため現地訪問ができないため、オンラインでの締結式開催となりました。
Apr/2021・前期授業「特講a」の開講
2021 年4 月13 日(火)6 限、訪問に先立つ授業、そのうち前期の「特講a」が開講となります。
Apr/2021・「和楽器の魅力を探る」第3回 ~演奏会&OBOG講談~
2021年4月25日13:30~15:00、文京学院大学本郷キャンパス仁愛ホールにて、
第4回新・文明の旅プログラム(新・文明の旅特講a授業)「雅楽公演」「OB・OG講話会」が開催されました。
その後、第1回と第2回の新・文明の旅に参加したOB・OGの講話会が行われ、
第1回に参加したOB日暮武蔵(ひぐらしむさし)さんと
第2回に参加したOG三幣晃代(さんぺいあきよ)さんの両者がそれぞれ、「旅」に参加した際の体験について、
さらには卒業後その体験がどのように自らの生活に影響を与えたかについてお話しいただきました。
◆ 「 新・文明の旅」プログラムでは
2024年の文京学院創立100周年まで、ユーラシア大陸を東ヨーロッパから中国そして朝鮮半島まで、3年に一度2週間~3週間で3~4カ国を訪問します。
トルコからスタートし、ユーラシア大陸にあるバルト三国、ロシア、インド、中国及びその近隣諸国を訪れ、それぞれの国の文化や風土にふれ、同世代の学生と交流し、多様な文化や歴史を学ぶとともに、学生が日頃学び身につけた事柄を伝え、交流します。
このプログラムの特質として、グローバリゼーションに代表されるアメリカの視点からのみではなく、ユーラシア大陸の多様な視点を学ぶことで、これまで触れたことのなかった異なる知識を身につけ、何かをクリエイトできる、自己と日本を発信できる人間を形成することにあります。 「新・文明の旅特講a・b」(事前講義)において、訪問国のさまざまな事柄を研究・理解し、そして訪問した際に、どんな学習行動をとるかを立案・計画し、オリジナリティ溢れるフィールドワークプランを設計し、実行していきます。そこで何を得て、それをどう活かすことによって、自ら成長していくのかを帰国後に「新・文明の旅総合講義」において成果報告(プレゼンテーション)を行います。
学生の皆さんの参加をお待ちしています!
オリジナルプログラム