第二弾「新・文明の旅」現地リポート

第二弾「新・文明の旅」現地リポート

20150311 カウナス一日目

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 昨夜カウナスに到着し、今日はヴィタウタス・マグヌス大学の学生と交流する日であり、3月11日はリトアニアの独立記念日でもあります。リトアニアには2つ独立記念日があり、そのうちの1つが今日で、街のいたるところにはリトアニアの国旗が掲げられていました。また、小さな旗を持ち行進する人々にも遭遇しました。この日を祝うリトアニアの人々の雰囲気を味わう事が出来ました。 
 さて、ヴィタウタス・マグヌス大学ではJapanese Clubの「HASHI(橋)」の皆さんが出迎えてくださいました。まず、このプロジェクトを準備してくれたスタッフと大学の取り組みとしての「Center of East Asian Studies」について紹介がありました。さらに「HASHI」の活動について紹介されたのですが、多くの学生が日本を含むアジアに強く関心を抱いていることを知ることができ、とても嬉しく感じました。「HASHI」の活動ではJapan Festivalを開催することもあり、着物を着たり、習字をしたりと様々な日本文化に関わる活動を行っているようです。明日行う私たちのプレゼンが、ぜひVMUの学生の日本理解につながり、「HASHI」の活動に役立つことを願います。
 
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 次にVMUの学生によるアクティビティーを行いました。まずはじめに、一人ひとりにペンと紙が渡され、私たちは紙を顔の目の前に置き、その上からペンを使って何も見ずに自分の顔を描きました。そして、出来上がったポートレートを見せながら英語で自己紹介をするというものでした。このアクティビティーでは、ただ自己紹介をするのではなく、ポートレートを完成させた後に、それを使ってコミュニケーションを取るきっかけにするような工夫や配慮がなされており、VMUの学生が私たちと打ち解けるための準備に力を入れていてくれたのだと感じました。
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 その後、VMUの学生とリトアニアの伝統料理が食べられるレストランへ行き、一緒に昼食を取りました。サラダとツェペリナイという、簡単にいうとミートボールをジャガイモで包んだ料理や、bulviniai blynai(ブルヴィーネイ ブリーネイ)というジャガイモで作ったパンケーキのようなもの、そして最後にデザートのリンゴケーキを食べました。食事を楽しみながら日本やリトアニアについて話し合うことが出来たように思います。明日、私たちも同じように最善を尽くし、悔いの残らないようなプレゼンテーションにしたいと思います。(西村愛)
 
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 午後からは、リトアニアでのホームステイが始まった。私は英語が全く話せなかったが、今まで出会ったポーランドやリトアニアの学生は日本語で話しかけてくれたので、このホームステイでも日本語で話そうと思っていました。しかし、ホームステイ先の家族が迎えに来たときに一言、「I don't speak Japanese」と言われました。私の心の中には衝撃と不安が走りました。私は人生で初めて、英語のみを使用し一日を過ごすことになりました。それでも少ない英語の語彙と、ジェスチャーを使いながら家族の方と交流を図りました。ホストファミリーには、リトアニアのミュージアムへ連れて行ってもらいました。ここには約800年前のロシアとの戦争の記録が残されています。実際に使われた大砲やマシンガンのモデルが展示されており、戦争の恐さを肌で感じることができました。他にも、当時の戦争を再現した残虐な絵画や、軍を率いたリーダーの勲章(メダル)が展示されており、戦時中の過酷さを想像することができると同時に、人々の命の大切さについて改めて考えさせられました。
 
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 この日はゆったりとリトアニアで過ごし、リトアニアの文化をたくさん感じた一日でした。例えば、自転車が趣味で一日中乗っているという人に出会いました。そのリトアニアの方は自転車のパーツを100個ほど購入し、自分で一から組み立てたというから驚きです。また、リトアニアでは誕生日プレゼントには3000円ぐらいのウィスキーやボールペンなどを贈るのが普通であると聞き、日本と同じような感覚だと思いました。英語がさほど話せない私でも、楽しく一日を過ごすことが出来たので、皆さんにもぜひ海外へ行くことをお勧めします。(金沢春輝)
 
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