「新・文明の旅+」渡航レポート
交流プログラム 3日目(9/3)
2019年9月3日 午前
この旅も三日目に突入しました。時差ボケや疲れが出てきている仲間もいましたが元気に過ごしています。今日はついにラトビア大学の学生との交流の日です。ラトビア大学の壁には、前回の第2回「文明の旅」の時の文京学院大学の学生のコメントが残されており、前回行った学生が築いてきた記録を改めて実感することが出来ました。
そのあとは日本語を勉強しているラトビアの学生へプレゼンテーションを行いました。残念ながら行けなかった学生達の思いも乗せて、作り上げてきた内容をしっかりと伝えることが出来ました。現地学生のみんなとグループに分かれてディスカッションも行いました。日本から持ってきたお菓子を一緒に食べながら色々な話をしました。一緒に話をした時に歌舞伎や相撲が好きだと教えてくれました。私たち日本人が普通だと思っているものも、他の国の人からみれば新鮮で珍しいことなのだということに気付かされました。おすすめの食べ物やお土産屋さんも教えてもらったり、日本について話をしたり短い時間でしたがとても充実した時間になりました。
交流後は自由にラトビア市街を散策しました。伝統工芸であるリネンやミトンのお店に行ったり、旧市街地を散策したりと、とても楽しむことが出来ました。
(人間学部 2年 針ヶ谷 希彩)
2019年9月3日 午後
午後は17時まで自由散策だったので、リガの旧市街の街歩きを楽しみました。素敵なおじいさんのいるオープンテラスのレストランでランチを食べた後、散策を始めました。街歩きのメンバーは、外国語学部の4年生が1人、経営学部の2・3年生が1人ずつ、そして人間学部の2年生が3人。計6人でした。学部や学年の垣根を越えて、異国の地で一緒に行動するのは新鮮でしたが、不思議と安心感も大きく、またとても楽しくて、これは「新・文明の旅+」に参加したからこそできる経験だと感じました。
リガの旧市街は全てが絵になる街並みで、カメラのシャッターを切る手が止まりませんでした。石畳の道路、歴史を感じる建物、可愛らしい三角屋根の小さな家、人々が集うオープンテラスのカフェ、何気ない路地裏も全て、色合いやデザイン、雰囲気までもとても素敵で、何回も胸が高鳴り、いつまでも歩いていたいと思いました。日本にも、オープンテラスのカフェなどが増えたら、リガのように人が多いながらも、のんびりと落ち着いた雰囲気を感じられる街になるのではないか、なったら素敵だな…と想像が膨らみました。その後、聖ペテロ教会の塔にのぼり、リガの街を一望しました。リガの街は上から見てもとても素敵で、いま自分は本当に外国にいるのだと改めて実感しました。
夜は、交流したラトビア大学の学生の方々におすすめのレストランに連れて行っていただき、一緒に夕食を楽しみました。ラトビアでよく食べられる食材のひとつである黒パンを揚げた「フライドブレッド」を初めて食べました。ニンニクの香りが香ばしくて、上に乗せられたチーズとの相性も良く、とても美味しかったです。
リガの夜は白夜の名残りで、日が沈むのが20時半ごろと遅く、その時間まで空が明るいです。今日はレストランからホテルに歩いて帰っている途中、公園の中を通りました。平日の夜20時半という時間にも関わらず、広場でローラースケートなどを楽しむ親子や友達同士の姿を多く見ました。まだ外は明るいからこそ、両親が仕事が終わった後も、子ども達と外で遊べるのかと思い、リガの人たちの生活の一端を見た感じがしました。
今日で、ラトビア滞在の3日目が終わりました。ラトビアで見る景色やものは全てが新鮮で、毎日、感動が沢山あります。また、プレゼンを通して学んだことは こういうことだったのかと、事前の学習が役立つ場面も沢山あり、充実した毎日です。必ず買おうと決めていたラトビアのミトンを、今日、自分と母の分を買うことができて大満足です。喜んでくれるといいな、そして明日はどんな一日になるのだろうかとワクワクした気持ちのまま、報告を終えようと思います。明日も頑張ります。
(経営学部 2年 千葉萌)