「新・文明の旅+」渡航レポート
交流プログラム 7日目(9/7)
2019年9月7日午前
プログラム7日目を迎えました。日が経つにつれてみんなが仲良くなってこの国に慣れていくと同時に、プログラムが終わりに近づいている寂しさを徐々に感じています。
本日は、ヴィタウタス・マグヌス大学9名の学生と市内見学の予定です。朝からみなさん来て下さって本当に嬉しかったです。まず、リトアニア民俗生活博物館に行きました。とても自然の豊かな博物館でした。全員で各スポットを自転車で回りました。現地の学生たちが、博物館の展示について説明をしてくれました。私はその中で都会ではなく地方に建てられる教会が一番印象に残りました。地方では費用をかけず、豪華ではないものの温かな雰囲気の木造の教会が好まれました。20世紀の初めに建てられた建物を移築したそうです。木造ならではの木の暖かさを感じました。
次に昼食の郷土料理のレストランへ行きました。現地学生2人に、「日本のどこが好きですか?」と問いかけたら、一人は「日本の自然が好き」、もう一人は「日本の文化が好き」と言っていました。私が以前撮った滝の写真を見せたら、「すごく綺麗!」と感動していました。そしたら一人の学生がバルト海の写真を見せてくれました。その写真は、夕日のオレンジ色が海の青色に反射していてとても綺麗でした。いつかこの目で、この写真のようなバルト海を見てみたいと強く感じました。
(経営学部 3年 森 瑛絵)
2019年9月7日午後
次に向かったのは、杉原千畝記念館です。「命のビザ」を発行した杉原千畝の数多くの功績が残っていました。ユダヤ人の命を助けることを第一に考え「外交官としては問題のある行為でしたが、間違ってなかったと思っている。もう一度同じ状況に直面したら同じことをするだろう」と言っていました。彼の言葉を聞いて、自分を見失うことなく、決断をしたのは本当に勇気のいることであると感じました。彼の勇敢な行動によって、今こうしてリトアニアと日本の友好関係に繋がっていると考えると、杉原千畝をとても誇りに思いました。 その後、名残惜しかったですが現地学生とはお別れして、ヴィリニュスに向かいました。1時間半の移動は、みんな少し疲れた様子でした。
ホテルについた後、夕食をみんなで食べに行きました。近くのショッピングモールの中華料理店に行きました。お店には中華料理店と表記されていましたが、日本料理もいくつかありました。しかし、私たちの知っている日本料理とは少し遠かったです。ラーメンを頼んだのですが、スープがテリヤキのような甘い味でした。学生に好きな食べ物を聞いた時に、「ラーメンが好き」と言っていた人が多かったのですが、このような味のラーメンを食べてると思うと、今すぐに日本のラーメンを食べて欲しいと思いました。現地学生との交流は、私たちにとって、とてもいい経験になったと思います。明日が最後の市内見学になるので、最後の最後まで楽しんで様々なものを吸収できたら良いと思います。
(経営学部 3年 森 瑛絵)