第3回「新・文明の旅」現地リポート
20180318 サマルカンド訪問
今日は、眠い目をこすりながらホテルのフロントで集合しました。もうこの渡航メンバーが家族のように感じてきました。朝ごはんはアフラシャブ号の中で、フレッシュなトマト、キュウリ、リンゴにかぶりつきました。パッと目が覚めた気がしました。
アフラシャブ号の中で、先輩と話しながら外を見ると、だんだん建物が少なくなり、まるでカザフスタンを彷彿させるような草原が車窓いっぱいに映し出されました。まさか、カザフスタンと変わらないのか?そんな不安を抱きつつ車内で出されたチャイを一口ゴクリ。 そうこうしているうちに、2時間程でサマルカンドに到着しました。
バスに乗ってグリ•アミール廟を目指してると、事件発生。なんと大統領が本日お越しになるため、道路が封鎖されていたのです。そうだった、今日はナウルーズ、ウズベキスタンのお正月だったんだと思い出しました。えーっ!という言葉が車内に響き渡りました。よし、歩くしかない。というわけで20分程歩いてグリ•アミール廟に到着しました。
着くなり早々、トイレにいたハエと格闘して一汗かいて……、トイレから出て飛び込んできた景色に驚きました。まるでタイムスリップしたように感じました。青いタイルと白のタイルの調和、そこに施される細かなデザイン。今、私はウズベキスタンにいるんだと再確認させられました。
歴代の王様のお墓に別れを告げ、レギスタン広場に到着しました。
これだ!これこれ!1 年前から夢見てたこの景色!!!
左手には、天文学や物理学の原点であるウルベク神学校、右手には、昔はシルクロードを行く際の宿だったシュルダール神学校、そして、真ん中にはテンラカールモスク。朝見てもこんなに素敵なら、夜はどんなにきれいなものなのか…と思い、頭の中でライトアップさせてみました。「ウズベキスタンに来てよかった」と人混みの中、1人幸せを噛み締めていました。
テンラカールモスクの中は一言で言えば、金色!友達の瞳が金色に染まっていました。お土産を買って、さあお昼ご飯です。道路は塞がっているし、さてどこに行くのか…。
保健医療技術学部 石井湖真記