第3回「新・文明の旅」現地リポート

第3回「新・文明の旅」現地リポート

20180320 市内観光 ~午後~

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 午前に引き続き、ウズベキスタン世界言語大学の学生とチョルスバザールに行きました。カザフスタンのバザールは室内でしたが、このチョルスバザールは室外で日本でいうフリーマーケットや少し大きくしたお祭りの屋台のような印象を受けました。

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 気温が高く、外は暑いので、パクチーやほうれん草のような葉物を売っている人は霧吹きで水をかけていました。人が多くて行き来するのがすごい大変でした。時間があまりなかったので、私たちはいくつかにわかれてバザール見学をしました。午前中に、炎天下の中、明日のナウルーズに向けて作っていたスマラクをバザールで食べることができました。主に麦と水からできているスマラクは、茶色のとろっとした液状のもので、味は干し芋やスイートポテトのような味で甘かったです。プラスチックのコップ口切りいっぱいに入っていたので、複数人で食べましたが、なかなかなくなりませんでした。

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 現地の学生と交流し、仲良くなった学生がそれぞれにいました。中にはバザールで私たちが気づかない間にこっそりと、出会えた記念のプレゼントととしてスカーフをもらっている人や、ウズベキスタンを感じさせる置物をもらい、驚きと感激、明日の午後に出発して会えなくなってしまう寂しさから泣いてしまった学生もいました。知り合ってたった2日間で、言葉も文化も違う人たちがこんなに仲良くなることができることにわたし自身驚いています。

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 バザール見学の後は、先生方が調達してくださった材料を使って、現地学生のお家にお邪魔してウズベキスタンの郷土料理の1つであるプロフを作りました。調理過程で驚いたのは、日本と違ってお米を洗わないことです。お米を洗わないので、汚れているお米を手作業で取り除くという下準備が必要でした。今回は日本でもお馴染みのオレンジ色の人参と、ジャガイモのような形をした黄色い人参を両方使いました。作り方をメモする人、ビデオを撮る人、実際に一緒に作って体験する人がいました。現地の人の実際の生活を垣間見ることもできたし、一緒に料理をして楽しく食べるという貴重な体験ができたと思います。

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  明日の夜、ウズベキスタンを出発します。カザフスタンを出たのがついこの前だったのに、もう終わりに近づいています。このメンバーでこんなに貴重な体験が詰まった旅をすることができ本当に良かったです。明日もやり残すことがないよう、一瞬一瞬を大切にしたいと思います。

 外国語学部 中上咲子