第5回「新・文明の旅」現地リポート
20240315 第5回「新・文明の旅プログラム」新文明の旅3日目その1(カンボジア)
今日は、プノンペンからシェムリアップへ向かいました。みんな慣れてきて、楽しそうにしている様子が沢山みられました。シェムリアップに着いてからバスで昼食場所であるレストランに向かっている道中は、プノンペンのようなカラフルな建物よりも自然が多く、よりカンボジアの雰囲気を感じることができました。レストランでは、クメール料理を実際にみて食べ、文化の違いを感じました。食べた料理は、辛めよりも甘めで食べやすい印象でした。レストラン内もお散歩が出来て、ブランコやハンモックも体験出来て、カンボジア人の日常を知ることができました。現地の支援をおこなっているクマエ様に実際に訪問した際、この法人のあるアンルンピー村の雰囲気に、“The カンボジア”を肌で感じることができ、日本ではなかなか経験することができないことをたくさんしました。
クマエ様の会社の歴史やバナナペーパーの作り方、村にあるゴミ山の現状を見学させて頂きました。バナナペーパーの作る工程は、丁寧に細かく作決められており、村での独自の道具を使って、製品を1個作るのに大変な時間がかかっているのが分かりました。実際に作っている工程を体験してみました。見ているだけなら簡単そうなのに、製作のコツを掴むのに苦労しました。村の人との交流でも、言語の壁を感じない和やかな雰囲気で楽しかったです。実際にゴミ山を見た時は、迫力を感じました。大量のゴミ山があり、水も黒色で衛生的に良くない雰囲気がありました。村にはゴミ山があることについて関心を持っている人と、持っていない人が半々とうかがいました。この問題にどのように向き合っていくべきか、かなり悩むと考えました。この現状を村の人にどのように伝えれば関心持ってくれるかや、ゴミ山で生計をたてる以外の方法を提供すること、村の環境整備のあり方といった様々な視点からみた場合、それらを村の人達と共有しておこなっていくことに大変さがあると考えました。
今回村を訪問してみて、ゴミ問題をよくしていくためには、とても壁が高く大変なことがわかりました。そしてそのことを知った私達が、この現状をどのようにして伝えていくかいついても、関心もっていきたいと思いました。