学生生活と同窓会
学生自治会・学生会
学生生活をより有意義なものとし、学生間の友好と親睦を深めるために、本学では在学生で構成される「学生会」が文京女子短期大学時代の1965(昭和40)年に設置(1970年に「学生自治会」に改称)、運営されています。2023(令和5)年現在、本郷キャンパスでは学生自治会が、ふじみ野キャンパスでは学生会が、それぞれの規約に則って自治委員を選出し、大学祭や部・同好会活動、委員会等を組織し、さまざまな行事や企画を統括・運営しています。
2003(平成15)年、組織のリーダーとして必要となる指導力等を身につけることを目的に、学生自治会、学生会、各種委員会、部・同好会等の幹部および幹部候補者を一堂に集めた「ニューリーダー育成研修会」が、学生自治会と学生会の主催でスタートしました。また、学生が自身の意見を大学に直接提言できる場として、2012年にSLF(Student Leaders Forum)委員会が設置されています。
各種イベントの実施
「30kmウォーキング」は、本学が開学した1991(平成3)年度から行われている伝統行事です。当初は「30kmウォーク」と呼称し、1997年から現名称に変更するとともにふじみ野キャンパス学生会の自治活動として組織化され、2016年以降は本郷キャンパス学生自治会との共同開催となりました。2014年からは中京学院大学と協働歩行を開始し、2019(令和元)年の第29回大会では岐阜聖徳学園大学の学生も参加するなど、大学および学生間の交流の場となっています。
そのほか、学生自治会および学生会は、季節ごとに開催するイベントとして、新入生歓迎会(4月)、七夕まつり(7月)、大学祭(10月)、ハロウィン(10月)、クリスマスパーティー(12月)などを統括・運営しています。
部・同好会
2023(令和5)年現在、大学公認の部・同好会として、本郷キャンパスでは体育会11団体、文化会8団体、ふじみ野キャンパスでは体育会21団体、文化会12団体が活動しています。なかでも、国内外の大会でめざましい成績をあげて本学を代表するクラブとなっているソングリーディングダンスチーム「LEOPARDS」や、東京新大学野球連盟にて2部リーグ昇格を果たした「硬式野球部」、活発な活動を展開しているボランティアクラブ「東京アンカークラブ」など、外部からも高い評価を受けて多くの部・同好会が活動を続けています。
学生満足度向上に向けて
本学では、開学2年目の1992(平成4)年度から「学生生活に関する意識調査」を実施し、大学の自己点検・評価を公表しています。学内では「学生満足度調査」とも呼ばれ、満足度の肯定率も年々向上が見られます。2020(令和2)年度調査からは調査実施方式をWebアンケートに変更し、調査対象も1年・3年次生のみから、大学、大学院生全学年を対象に実施しています。
同窓会と校友会
本学の同窓会としては、「未医志会」(保健医療技術学部)、「ふじみ野会」(人間学部)、「桜英会」(外国語学部)、「あやめ会」(経営学部)がそれぞれ独立した組織として活動しています。
「あやめ会」は文京女子短期大学経営学科第1期生が卒業した1984(昭和59)年に設立され、卒業生相互の交流を深める諸行事の開催や、在学生への支援を中心に活動しています。
1975年に設立された「ふじみ野会」は、文京保育・保母専門学校、文京女子短期大学保育科、文京女子大学人間学部、文京学院大学人間学部合同の同窓会で、卒業生(正会員)と在学生(準会員)で構成されています。
「桜英会」は、1988年に発足した「短期大学同窓会」を前身とし、2003(平成15)年に「外国語学部・短期大学同窓会」に改称、その後、短期大学閉校に伴い、2018年に「桜英会」と名称を変更しました。
「未医志会」は、保健医療技術学部の前身である文京女学院医学技術専門学校の同窓会組織として、1962(昭和37)年に設立された「みよし会」を前身としています。会の名称は、専門学校が創立された「昭和34年」から取られました。その後、文京女子大学保健医療技術学部が3学科であることにちなんで「三医志会」と改称され、さらに4学科となったのを機に「未医志会」と名称が変更されました。
文京学園創立85周年の2009(平成21)年には、学園の発展に助力できるように各同窓会が交流を深め、文京学院ファミリーのコミュニティー確立のため「文京学院校友会」が発足しました。