経営学部

亀川研究室

当ゼミの活動内容

私のゼミは、経営学の学際性を考慮しつつ、理論と実務を架橋する活動をしています。経営学は、テキストや雑誌などの情報だけでは十分な理解ができず、自らが経営者となり、自分事として考え、解決に向けた行動力があって、その意味が理解されます。
具体的には、中小企業の経営者やスタートアップの経営陣との対談を通じて、学問としての経営学では理解できない企業経営の難しさに触れつつ、自分たちが経営者となって、公表データやアンケート調査などから課題を探索・設定し、グループディスカッションと経営者や経営陣とのやり取りを通じてプランを完成させ、提案を行います。年間に3社程度の会社を対象にビジネスプランを作成します。

当ゼミで身につくこと

ビジネスプランの策定は、経営者の意思決定プロセスを学ぶことです。それは、経営学という共通言語が、経営者の意思決定に欠かせない思考のためのツールであることを学びます。また、経営学という共通言語を介して、グループ内でプランを考えるプロセスは、リーダーシップやコミュニケーションの重要性を知ることになります。

ゼミの行事

年間に3社か4社の会社経営者との対談とプランの発表会を開催します。コロナ禍では難しかった会社訪問が解禁になることで、リアルな経営実践を体験することになります。夏にはゼミ合宿なども行う予定です。

受験生へ一言

自らのグループでビジネスプランを作成し、提案することは、社会問題の発見と社会の発展方向への提案でもあります。ゼミの活動は、各自が社会人として何ができるのかを考え、自らの貢献できる分野を探す自分探しでもあります。そうした活動は、みなさんが社会に貢献するための素地となるでしょう。

ゼミ生の声

ゼミ生 4年 吉田創平さん

当ゼミを志望した理由
もともと興味のあったコンサルについて学ぶことができ、実際の経営者とお話しする機会を通して、貴重な経験ができると思ったから。

ゼミ活動から学んだこと
講義で学んだ内容が、実際の経営に生かされていることが実感できること。また、様々な業界の企業に触れるため、経営学の目線で業界の理解を深めることができる。

ゼミの先生はどんな先生か
親しみやすい方であり、経営の難しい内容でも、学生が理解しやすいように説明してくださります。

ゼミの魅力は何ですか
実際に経営者と話すことで、経営学についてより理解を深めることができること。
グループワークを通して、ビジネスモデルを考えることで業界研究につながること。

ゼミで学んだことがどのように就職活動等に役立っているか
ゼミでのグループワークや発表の経験が面接活動に生きていると就職活動を通じて感じた。また、様々な業界についてゼミ活動で扱ってきたため、業界研究がとてもやりやすかった。

受験生へ一言
コンサルに興味がある人はもちろん、将来やりたいことや就きたい職業などがまだ決まってない人にもおすすめです。私自身もやりたいことが決まっていない中で、ゼミでの活動を通して様々な業界に触れることで、自分自身のやりたいことを見つけることができました。一年生の段階でゼミを選択することは大変だと思いますが、いろんなゼミのお話を聞いてみて、最後は直感で選ぶのがいいと思います。頑張ってください!