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熱中症について
新型コロナウイルス感染症の心配の続く日々ですが、
真夏日、猛暑日が続き、熱中症も心配される毎日ですね…。
子どもの水遊びでは、大人も足だけでも水につけると、とても気持ちが良いかと思います。
また、暑さ対策として、首の後ろを冷やすのもおススメです。
ここで・・・
!! 熱中症について !!
暑さに大きく影響するのは「日射」で、夏の晴れた日中には気温が30℃でも日向の体感温度は40℃程度にもなる場合があるとのことです。
一方で、大きな樹木の木陰に入ると、頭上からの日射と足元からの赤外放射が大幅に減り、日向にくらべ体感温度が7℃程度低くなる場合があるそうです。
暑い日は、”日陰”がキーポイントと言えそうです!
個人でできる暑さ対策(大人用)としては・・・
☆日傘 (➡自分専用の日陰を作れる)
☆ハンディ扇風機 (➡肌に風を当てる ※注意!子どもの指の怪我リスクに十分注意が必要です!)
☆ハンディミスト (➡スプレー容器に水を入れてシュッシュッ!)
肌の表面温度を下げることが暑さ対策として効果的だそうなので、上記辺りが挙げられるかと思います!
子どもは・・・
汗腺をはじめとした体温調節機能が発達途上にあるので、汗をかいて体温を下げることが上手にできません。
そのため、厳しい暑さのなかでは体温が上昇しやすいという特徴があります。
特に、身長が低い幼児やベビーカーに乗った赤ちゃんは、
高温化した路面からの赤外放射を受けやすいため、子どもの様子に注意が必要です。
時間帯や、タイミングを選んで、お子さんと散歩に出られる機会もあるかと思いますが、
大人が暑いと感じている時は、乳幼児はさらに高温の環境にいるということを意識しつつ、
戸外あそびや散歩をされてくださいね!
➡ あまりに気温が高い時は外出自体を控えましょう。
➡ 寝不足や食欲がない時も、暑い時間帯の外出は避けた方が安心ですね!
熱けいれん・熱失神にも注意が必要です。
「熱けいれん」・・・暑さと疲労と脱水が重なって筋肉の一部(ふくらはぎ等)が「こむら返り」を起こすこと
※熱を出しひきつけを起こすの「熱性けいれん」とは別のものです。
「熱失神」・・・暑さのせいで一瞬の「立ちくらみ」が起きること
※「失神」とは、突然意識を失ってバタンと倒れることですが「熱失神」は違います。
どちらも熱中症の初期のサインとして重要な症状だそうです。
上記のような症状が起こったら、すぐに涼しい場所で休み、冷たい水分やスポーツドリンクを摂ってくださいね!!
【熱中症の危険信号】
・ 高い体温
・ 赤い・熱い・乾いた皮膚 (全く汗をかかない、触るととても熱い)
・ ズキンズキンとする頭痛
・ めまい、吐き気
・ 意識の障害 (応答が異常である、呼びかけに反応がない等)
上記は熱中症の危険信号だそうです。
下記に、大人・子ども それぞれの熱中症の具体的症状を挙げましたので、ご自身やお子さんの参考にされてみてください。
【子どもの熱中症の症状】
・ 顔が赤い
・ いつもより多く汗が出る
・ いつもよりおしっこ(おむつ)の量や回数が少ない
・ 機嫌が悪い
・ 元気がない
➡ 【熱中症の応急処置】をしましょう。
➡ 症状が改善されなければ、医療機関を受診しましょう。
・ぐったりしている
・水分がとれない
・意識がない(呼びかけに反応しない・返事がおかしい)
・けいれんしている
・体温が40度以上(からだに触れると熱い)
上記の症状の場合は、
➡【熱中症の応急処置】をしながら、慌てず落ち着いて、”119”番 救急車を要請しましょう。
注意! : 意識がはっきりしない時は、誤嚥する可能性があるので水分補給は控えます。
【大人の熱中症の症状】
めまいや立ちくらみは、熱中症の初期症状です。
➡【熱中症の応急処置】をしましょう。
手足のしびれやけいれん(筋肉がぴくぴくする)、からだのだるさ・吐き気、いつもと汗のかきかたがおかしいなども、
熱中症の症状です。
➡【熱中症の応急処置】をしながら受診しましょう。
子どもの熱中症の予防はもちろん重要ですが、
保護者のみなさんは、ご自身の体調も大事にして、くれぐれも無理はされないでくださいね!
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【熱中症の応急処置】
* 涼しい場所へ移動(避難)する
* 着ている服をゆるめる
(➡首元や下着・ウエスト部分など・・・)
* 冷やした水分・塩分(経口補水液)を摂る
(➡体内から身体を冷やす+水分補給=一石二鳥)
* 保冷剤・氷枕・冷えたペットボトル飲料やかち割り氷等をタオルにくるみ・・・
首の付け根・わきの下・太ももの付け根の前面に当てる
(➡太い血管が体の表面の近くにある場所を冷やす)
* 濡れタオルを身体に当てて扇風機やうちわ等で風を当てる
(➡水を蒸発させて身体を冷やす)
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子どもも、わたしたち大人も・・・
この暑い暑い毎日を、十分に気をつけて、
通気性の良い衣類(ピッタリサイズよりも大きめが〇!)と
小まめな水分補給で過ごしましょう!!
参考・参照
・環境省ホームページ 熱中症予防情報サイト
(まちなかの暑さ対策ガイドライン・熱中症環境保健マニュアル 2018)
・国立成育医療研究センターホームページ 熱中症(熱射病)
・熱中症ゼロへホームページ 熱中症の症状
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【学生向け課題】 ■□感じてみよう!考えてみよう!調べてみよう!□■
☆夏休み期間のため、お休みです。
暑い日が続いています。新型コロナ感染症の感染リスクに注意すると同時に、熱中症にも留意していきましょう!