Bunkyo GCI

Bunkyo GCI

全学部からGCI生として選抜された学生はそれぞれの所属する学部で専門知識や技術を学びながら、並行して「Bunkyo GCI」のカリキュラムを履修し、発展的な力を身につけます。
GCIの科目は所属学部ごとに分かれて受講する「GCI学部別科目」と全てのGCI生が共に受講する「GCI学部共通科目」から構成されています。

※GCI生の選抜は入学試験により行われます。
ただし、人間学部(児童発達学科、人間福祉学科)、保健医療技術学部については入学後、志望者を募り選考いたします。
(国家資格を目指すための指定科目でカリキュラムの大半を占めているため、GCI科目は限定された科目のみ履修する形式となります。)

Bunkyo GCIで学ぶこと

学びのポイント

グローバル英語
GCIでは、自分たちの文化をアイデンディティを持って語り合える「グローバル英語」を理解する姿勢を重視しており、多様な英語の存在を学びます。
非英語圏出身の講師(ブラジル・ロシア・タイ・インドネシア・中国・エジプトなど)から英語で各国の文化や教育を学ぶことで「グローバル英語」を体験できます。独特の訛りや表現が含まれた英語をたくさん聞き、多様な英語の存在を身近に感じてコミュニケーション力を養います。
ネイティブの講師や非英語圏出身の講師から、多様な英語の存在を学び、またグローバル英語の共通項である「Plain English」を身につけ、世界中どこででも、コミュニケーションできる力を養います。

Plain Englishとは?
相手への伝わりやすさを考慮した明確で簡潔な表現の英語です。
アメリカやイギリスなどの英語圏の国でも、このPlain Englishの使用を推進する傾向があるようです。

異文化間理解
1年次の夏に3~5週間かけて、アジア圏の大学に留学し、英語をはじめ現地の言葉や文化の学習、日系企業訪問、市内・世界遺産でのフィールドワーク、世界中の学生との交流など、さまざまな取り組みの中で、自身のアイデンティティーを築いていきます。
密度の濃い異文化体験により、グローバル社会で生きるとはどういうことかを体得します。

留学先

  • 中国:北京語言大学
  • タイ:タマサート大学
  • マレーシア:マラ工科大学
実践的キャリア開発
国内だけでなく、海外でのインターンシップも含めた実践的なカリキュラムで、語学力や異文化理解を発展的に活かせる力を身につけます。

海外インターンシップ(2020年度予定)
アメリカ・ハワイ州、イギリス、インドネシア、カナダ、カンボジア、ブルネイ、ラオス、ベトナム

学部発展科目~世界のどこででも生きていける専門力へ~
国内・海外問わず、専門領域を活かし、グローバルに活躍できる力が必要とされています。
そこで、各学部の専門知識を英語で学ぶ科目も設置、専門英語(ESP)と、専門分野の強みも伸ばしていきます。

施設紹介

施設名

GSI(Global Studies Institute)Office(本郷キャンパス、S館3階)

海外で学びたい、留学したい学生に専門スタッフが強力にサポートしています。
GCI科目についての詳細(授業の履修方法など)や今後の学習計画などについては、本郷:S館3階GSI Office、ふじみ野:所属学部教務グループが相談窓口となります。
学習を進めていく中でわからないことや確認したいことが出てきた時には、いつでも訪ねてみてください。

施設名

本郷キャンパス GCIチューター / ふじみ野キャンパス Language Salon

本郷キャンパスではS館3階の「GCIチューター」、ふじみ野キャンパスでは西館1Fの「ランゲージサロン」にて、学習サポートを受けることができます。
本郷キャンパスの「GCIチューター」コーナーは、GSI OfficeやChat Loungeに隣接しています。
GCI生だけが使用できる専用コーナーで、自習の場として使う以外に、GCIチューターと呼ばれる専門スタッフが、GCI生の授業や課題に関するアドバイスやサポートを行っています。
利用方法は履修ガイダンスや授業内で連絡されますので、ルールを守って全員が心地よく使えるようにしましょう。

施設名

本郷キャンパス Chat Lounge / ふじみ野キャンパス Language Salon

誰でも日常的にチャットパートナーと英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語会話が楽しめるオープンスペース。
チャットパートナーは、本学あるいは近隣大学の留学生なので出身国も様々。
多様な世界の事情や文化に触れることができます。
恥ずかしがらずにとにかく話すことが外国語上達の早道。その日の出来事や、映画やファッションの話題など、外国語での気軽なおしゃべりにトライしてください。

在学生の声

学科名・何年 外国語学部 4年
英語コミュニケーション学科
国際教養コミュニケーション専攻
氏名 山方 凛

「タイ留学で芽生えた問題意識から、学びを深め、行動する自分になれた」
1年次の夏にGCIのプログラム「GCI語学・異文化理解留学」でタイ留学を経験し、スラム街の子どもたちの笑顔を見てからというもの、「本当の幸せとは、何だろう?」と考えるようになりました。
帰国後、児童労働や人身売買について学びを深めたいと思い、国際協力分野の科目を積極的に履修しました。
さらに甲斐田万智子先生の紹介で、NPO法人のインターン生として活動を始めました。
文京学院大学は、相談すればいくらでも力を貸してくださる親身な先生ばかりで、いつも行動を後押ししてくれます。
3年次からは、こどもの人権問題を考えるゼミに所属しました。
次世代を担う子どもを支援することは、世界で起きている多くの問題解決につながっていきます。
この考えにたどり着いた今、ゼミの仲間と「子どもの権利の大切さ」を伝える活動に取り組んでいます。

GCIの魅力は?
1年次に参加するGCI語学・異文化理解留学は、英語力だけでなく、現地の言葉や文化を学ぶ機会となり、様々なことを考えるきっかけとなりました。
また、GCIは学年を越えた「縦の繋がり」も大切にしている点も魅力だと思います。
本郷キャンパスにある「GCIチューター」コーナーは、GCI生専用コーナーで、自習の場として使うだけでなく、GCIチューターと呼ばれる専門スタッフが、GCI生の授業や課題に関するアドバイスやサポートを行っています。
GCIチューターは、GCI生の中の上位学年の在学生が務めることも多く、学年を越えた交流の機会にもなっています。