GCI語学・異文化理解留学(中国プログラム 報告1)
この夏、GCI(Global Career Institute)生は、近隣諸国の中でも経済発展のめざましい中国、マレーシア、タイ、フフィリピンのいずれかの国を訪問し、現地の大学でグローバル英語を学びながら現地学生と交流します。また、異文化を直接体験したり、現地で頑張っている日本企業の方々からお話を聞いたりすることでグルーバ英語と新たなグローバル化の息吹を感じて、今後のGCIでの学習へと発展させていきます。
最初は、中国プログラム(北京語言大学) の報告です。
8月3日(土)
参加者12名が元気に揃い,無事成田を出発しました。
北京首都国際空港に到着してすぐバスに乗り,夜に北京語言大学の学生寮に到着しました。
参加者が1か月を過ごす学生寮は,13階建てのとても大きな建物です。約50か国から集まった約1000名の短期・長期留学生と一緒に過ごします。寮は二人部屋です。文京学院大学生をルームメートに選択した学生もいますし,他の国から来ている留学生との相部屋にチャレンジした学生もいます。部屋にはシャワーとトイレがついており,洗濯ができる部屋や簡単な調理ができる部屋が別に設けられています。寮内には夜遅くまで開いている売店や,夜遅くまで寮生でにぎわっているカフェがあり,Wi-Fiも無料で利用できます。
8月4日(日)
午前中はキャンパスツアーで大学内の施設を巡りました。大学内には病院,売店,郵便局,銀行,レストラン,ジム,カラオケまであります。皆さすがで,すぐに大学内の建物の位置関係を覚えてしまいました。
3フロア分の学食があり,使い方を教えてもらい,お昼は学食で食べました。小龍包10個が5元(約80円)です。肉・野菜ともに種類が豊富です。
夕方は近くの五道口駅のショッピングモールやスーパーに出かけ,これからの生活に必要なもの(ドライヤー,トイレットペーパー,洗濯洗剤など)を買い揃えました。五道口は,日本や韓国の文化の発信地となっているそうで,日本のものも揃っています。
夕食をお粥屋さんで食べてから寮に戻りました。大学周辺の位置関係もすぐに把握できたようです。
8月5日(月)以降
英語と異文化理解の授業が始まりました。授業が行われるのは北京語言大学のメインの建物です。同じフロアにはハーバード大学からの留学生が多数勉強しており,休み時間中のロビーはとても国際的な雰囲気です。
期間中4-5人の英語の教員が交代で授業を担当します。第1週は20年弱英語を教えているベテランの姚(ヤオ)先生によるReading・Writingの授業と若くて明るい鐘(ジュウ)先生によるSpeaking・Listeningです。
午後はチューター(北京語言大学の主に院生)による指導です。チューターは文京学院大学生2人に1人がつき,宿題を助けてもらうなどの授業の補助だけでなく,中国での生活の仕方など,中国という異文化を満喫できるよう助けてもらいます。参加者のちょうどお兄さん・お姉さんくらいの年齢で,日本や異文化に対する理解と関心がある,とても面倒見の良い方々です。英語学や翻訳を専攻しており,英語も流暢です。参加者は,休み時間には中国語を教えてもらったりしていました。今後の社会科見学にも同行してくれる予定で,参加者との交流を深めています。