Bunkyo GCI

GCI語学・異文化理解留学(マレーシアコース)報告①

2018.08.18

マレーシアのプログラムの留学先は、本学が交換留学協定を結んで留学生の派遣・受入および教員間の交流を約10年間続けているマラ工科大学Universiti Teknologi MARA (UiTM)です。1952年設立のマラ工科大学は、国内に34のキャンパスがあり、17万人もの学生が学んでいるマレーシアで最も規模の大きな国立大学です。

 

マレーシアコースの11名は、短期留学プログラムの8名とともに、8月9日(木)に日本を発ち、第一週目をマラ工科大学(UiTM)のマラッカキャンパスで過ごしています。

 

■8月9日(木曜日)

台風の影響で、便は8時間ほど遅延しました。学生の皆さんとはメールを逐一チェックするように指示し、全員が変更された集合時間前の15時すぎには空港に集まりました。マレーシア航空089便で、変更時刻よりさらに1時間ほど遅延し、19:30に成田を出発し、8月10日の午前1時前にクアラルンプール国際空港に到着しました。UiTMのバスで2時間ほどでマラッカキャンパスに到着し入寮しました。(朝5時ごろ)

 

■8月10日(金曜日)

時間を遅らせ、14時半から、プログラムの主担当である英語科のアリフ先生の指導のもと、宿舎近くのカフェテリア(学食)にて、バディを務めてくれる8名のUiTMの学生さんと互いに自己紹介をしました。バディさんは授業に同席し、食事や買物などに付き添うとともに、同じ寮の近くの部屋に同宿してくれます。その後、バスに乗って(大きいキャンパスのため)、キャンパスツアーをし、そのままのショッピング街で必要なものの買い物、夕食となりました。

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■8月11日(土曜日)

朝9時から、アイスブレーキングセッションとして、アリフ先生の下で、趣味などのさらに多くの情報を含んだ自己紹介のセッションを行いました。ここで、イスラム文化圏特有の注意事項(食事、お酒)とマラ工科大学のルールなどの説明を受けました。引率教員もこの部分については、日本語での補助を行いました。朝の休憩時間にお茶とサンドイッチ、揚げ物などをいただきました。こちらでは、朝食、モーニングティー、昼食、アフタヌーンティー、イブニングティー、夕食、夜食と7回も食事とお茶の時間があります。そこで、学生の皆さんにも、どのくらいの朝ごはんはいるか、など、細かい質問がありました。本学学生は、朝はゆっくりしたいので、朝ごはんは外に出るという選択肢は選ばず、昼、夜の食事のみ、外に連れて行ってもらう、ということになりました。朝ごはんと何回かの昼食については、月曜日から各自30リンギットで全て大学側で用意する、という提案があったため、学生の皆さんと相談の上、これをお願いすることにしました。

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■8月12日(日曜日)
・今日はお休みです。しかし、アリフ先生とバディーと共に、昼食と夕食は外に出かけます。昼食はテスコというスーパーの近くにあるレストランでした。ここは辛くない、中国系の料理や、欧風の料理もあり、辛いのが苦手な学生には救いの神のような店ですね。夜はタイレストランに連れて行ってくれました。本当にマラッカのスタッフ、バディーは良くしてくれています。