GCI語学・異文化理解留学プログラム(マレーシアコース)報告 NO.11
9月2日火曜日
企業訪問2日目は、次の2社を訪問させていただきました。
1)紀伊國屋書店クアラルンプール支店
13年のプログラム開始以来、紀伊國屋さんには毎年お世話になっています。ペトロナスツインタワーで有名なKLCC(Kuala Lumpur City Complex)の4階に広大な売り場を展開され、英語・マレー語・中国語・日本語の四か国語を1店で揃える、マレーシア唯一の書店だそうです。
2)Universal NutriBeverage Sdn Bhd
当初訪問を予定していた会社は、急な会計監査のため受入れていただくことができなくなりました。
そこでUiTMにお願いし、キャンパスにほど近い、ユニバーサル・ニュートリビバレッジ社という、飲料を製造販売する会社を訪問させていただくことになりました。
1971年創業のこの会社は、Sun-Up や 7rings などのブランドで、果汁飲料を中心に事業をされており、輸出がその半分以上を占めているそうです。
社長のクアさんに教えていただいた次の点は、GCI英語の考え方そのもので、グローバル企業の経営者としてたいへん説得力のあるものでした。
・ことばはコミュニケーションを図り理解しあうためのもので、上手下手は関係ない
・使うことによってことばは上達するので、読み聞くだけでなく、どんどん話すこと。間違いを気にする必要はない
・みなさんは舌がまだ日本語のものなので、もう少し練習すればもっとうまくなる
・グローバル社会に身をさらすことで視野が広まる
(紀伊國屋)
本学とGCIについての発表に聞き入る紀伊國屋さんの方々と、同行してくれたUiTMの学生。
船便で届けられる書物は、日本のおよそ三週間後に発売されるそうです。
日本のコミックが、中国語と英語に訳されて発行されており、それぞれ大きなコーナーを成しています。
(ニュートリビバレッジ)
私たちの発表に真剣に耳を傾けていただきました(左がクアさん)。
製造品目のカテゴリー分類について、分かり易く説明していただきました。