GCI語学・異文化理解留学プログラム(マレーシアコース)報告NO.1
マレーシアのクアラルンプールに近いShah Alamに本部があるマラ工科大学UiTMにおいて今年(2016年8月〜9月)も語学・異文化理解留学(マレーシア)が行われています!
GCI1年生9名(男子4名、女子5名)による、マレーシアでの語学・異文化理解留学が始まりました。男子のうち1名が経営学部生、他は外国語学部生です。
全四週間の行程のうち最初の三週間は、短期留学プログラムに参加する、男女各1名の外国語学部生と一緒に過ごします。一行は、8月5日(金)夕方5時にクアラルンプール国際空港に到着し、移動途中で夕食をとって、夜十時に入寮しました。受入れ校は国立の総合大学であるマラ工科大学です。これまでの三年間は全日程をシャーラムキャンパスで実施していましたが、今年は第一週目をマラッカキャンパスで過ごすことになりました。翌8月6日(土)はマラッカ市内に社会見学に出かけました。最初に、ダウン症患者支援のNPOが主催し、マラ工科大学が協賛する「チャリティラン」の会場にお邪魔し、マラッカキャンパスのモハメド・アドナン学長 (Campus Rector)に挨拶する機会を与えられました。
その後市内の中心地にある、ジョンカーウエイという観光客のたくさん集まる通りでは、歩いて10分程度のところに、回教礼拝堂・仏教寺院・ヒンズー教寺院があり、マレーシアが多民族国家であることを実感しました。回教礼拝堂では、女子学生は顔面と手以外を晒さないように、衣装を借りました。
マラッカキャンパスでは、ボランティアの男子学生2名、女子学生5名のバディを任命していただき、学習だけでなく、キャンパス内外の案内や、寮に同宿しての生活支援もしてもらっています。
8月8日(月)は授業初日です。
イスマ先生、アミロル先生、アフィダ先生による授業は、ゲームをとり入れた全員参加・双方向型で、マレーシアの紹介から始まり自己紹介や、古くから伝わるお菓子「オンデオンデ」の調理や伝統的な遊びなど多彩な内容で進められました。授業のおしまいに日本の伝統ゲームの紹介を命じられ、「だるまさんが転んだ」をバディの人たちも一緒になって遊び、汗をかきました。
2日目の9日(火)も、形容詞の使い方を学ぶために、ランブータンという果物やナシラマというご飯を実際に触り、食しながらの授業で、にぎやかに進められました。