大学院

2016年 人間学研究科 心理学専攻 臨床心理学コースが、臨床心理士資格認定協会実地視察で総合評価「A」を取得しました。

2016.06.17

  人間学研究科 心理学専攻 臨床心理学コースは、平成27年度臨床心理士資格認定協会の第1種養成大学院実地視察を受けました。その結果、審査で総合評価「A」を取得しました。

 

 評価されたこととして、専任教員における専門領域のバランスが取れていることに加え、特に、次の4点が挙げられています。

 

(1)講義面でも実習面でも多様な学修が可能となっている。

(2)学内実習施設である臨床心理相談センターには、専任教員に加え、常勤のカウンセラーが勤務し、並行面接や事前事後指導を通し、細やかなケース対応、スーパーヴィジョンの受け方、カンファレンスへの参加の仕方などを学ぶ事ができている。

(3)修士課程修了後の卒後教育としての研修生制度があり、臨床心理士を育てていく上で非常に優れたシステムである。

(4)シラバスに記載された授業以外にも、学外の講師によるグループスーパーヴィジョンや講義を複数開講しており、安定した個人スーパーヴィジョンシステムもあり、大学院生が様々な考えに触れながら臨床観を育んでいくことが可能となっている。

 

 本学としては、この評価に甘んじることなく、多様なニーズに沿った教育が可能となるよう、さらなる努力を積み重ねて参ります。