大学院

教授
島田 栄子しまだ えいこ (Eiko Shimada)
担当科目 演習テーマ

精神医学、心身医学、精神保健、心理学基礎実習、卒論指導 精神医学特殊研究、応用精神医学特殊研究、臨床心理外部実習、修論指導

所属学部 大学院
研究課題
(主なテーマ)

PPST(Pharmaco-Psycho-Social Treatment 薬物・心理社会的療法)の効果、服薬遵守(アドヒアランス)の背景と心理学的要因、精神科各疾患のためのSST、感情表現のためのSST、医療従事者のためのSST

ひとこと

心の疾患を理解することが、偏見を無くし、多くのひとが支援者となるように願います。

専門分野

精神医学一般(含む心身医学)、臨床精神神経薬理学、精神科リハビリテーション(退院促進、SST(social skills training))、地域精神医学、心理教育、産業精神医学、医学教育

学位

医学博士

最終学歴
主な経歴

久留米大学医学部卒・北里大学医学部大学院卒
北里大学病院にて研修後、ウイーン大学医学部精神科生化学教室留学。
1993年より神奈川県精神医療センター医長、2003年より産業医兼務、
2006年より部長。
神奈川県立看護専門学校付属大学校非常勤講師、北里大学医療衛生学部外部講師
東京女子医科大学精神神経学教室非常勤講師

現在、文京学院大学人間学部・大学院(精神医学、精神保健学等)・臨床心理相談センターにて指導教員として担当。
また、企業の嘱託産業医、精神科非常勤医師として活動。

研究業績
外部資金その他
競争的資金の
受入・採択

~2009年
・自殺企図や誤用による急性ニトラゼパム中毒の実態と対策―68症例の検討結果 から-第1報 患者背景と服薬から受診にいたるまでの諸要因.
・自殺企図や誤用による急性ニトラゼパム中毒の臨床-68症例の検討結果から.
・ニトラゼパムの急性中毒症状について
・逆相高速液体クロマトグラフィーによる血漿中の抗精神病薬クロスピプラミンの定量.
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬SME3110(fluvoxamine malate)の第Ⅰ相試験.
・抗精神病薬クロカプラミンおよびその活性代謝物クロスピプラミンの血漿中同時測定の臨床的意義.
・老人の急性薬物中毒-自験例から
・精神科結核合併症病棟における入院患者の実態―68症例の検討結果からー第一報 患者背景と患者発生から入院まで.
・フマル酸クエチアピン(ICI204,636)の健常成人男子を対象とした第Ⅰ相試験
・親族の結婚式の度に多彩な精神症状を繰り返した1症例
・精神科通院患者の背景と服薬に対する行動と認識についてー自験例の調査から.
・慢性統合失調症患者における非定型抗精神病薬投与後の臨床症状、体重、血糖と血中脂質の変化―Quetiapineについて.
・Aripiprazoleの臨床第Ⅰ相試験―健常成人男子における単回及び反復投与時の安全性と薬物動態の検討―.
・NEW DRUGS アリピプラゾール.クリニカルプラクティス25
・精神科医療さまざまな目SST普及協会認定講師から「SSTで生活習慣病予防を」.Consonance 精神科治療のトレンド
・SSTモジュールを使って患者さんの体重管理に取り組む.

・棘徐波複合と対応する無動-昏迷様発作の重延複した例.
・ニトラゼパムの急性薬物中毒症状について.
・当院入院中のうつ病,抑うつ状態に見られた器質的背景を欠く疼痛について.
・Clinical Pharmacological Study for Healthy Volunteers of  OPC-14597,A Novel Neuroleptic Candidate.
・老人の急性薬物中毒―自験例から.
・抗精神病薬クロカプラミン及びその活性代謝物モサプラミンの血漿中濃度同時測定の臨床的意義.
・A PhaseⅠStudy  of YM796-Single and Multiple Dose Studies .
・Association Study of Dopamin Beta-hydroxylasegene and  schizophrenia
・Linkage and Association  Study Schizophrenia and DNA ?  Marker on Chromosome 9q
・社会技能訓練SSTの免疫機能へ及ぼす効果について
・The Obesity in schizophrenics ?Research in the long-term  hospitalized Patients
・Effect of SST on the Immune Function of Schizoprenics
・SSTを応用し、生活習慣の技能として体重減量に成功した分裂病の例
・入院中より積極的に小規模作業所や院外作業を活用した経験について
・精神科通院患者の背景と服薬に対する行動と認識についてー統合失調症49例の調査から
・服薬自己管理モジュールを試用した外来患者の服薬観の変化について.
・服薬自己管理モジューを試用した外来患者の服薬観の変化について(第2報)
・入院中からSSTを継続施行して退院していった統合失調症患者について
・慢性統合失調症患者におけるQuetiapineの長期投与例(24週以上)投与例の服薬感とリハビリテーションへの影響
・薬物療法継続患者に対するSSTの臨床効果の検討-中間報告
・Daily Life Stress and  Mental Health In Hospital Employee
・薬物療法継続患者に対するSSTの臨床効果の検討.
・医療観察制度の対象者の治療にSSTを併用した例
・SST普及活動としての当事者ライブについて
・地域生活に役に立つ健康管理のためのSST
・Evaluation of Clinical of Social Skills Training in
Patients on Continuous Pharmacotherapy
・統合失調症の薬物療法とSST(social skills traing)併用効果の検討
・地域生活における精神障害者のスポーツ参加のために活用したSST

2009年~
・ブロナンセリン100の報告
・精神科治療薬剤の外見や性状に対する認識とその治療効果についてー服薬心理的な考察―
.医療従事者から捉えた精神科疾患患者の服薬観ー副作用疑似体験後調査からー
. Effects of combination pharmacotherapy and social skills  training for schizophrenia: A randomized controlled  trial (open journal psychitry)
・SDMを支える服薬自己管理モジュールの応用
・リカバリーを支援するSST-「SST-就労ステップ」の効果について
・SSTの精神神経免疫学的機能から見た効果
・リカバリ-の向上のために抗精神病薬Aripiprazolの持続性注射剤のを導入した統合失調症の症例
.医療観察法対象者に対するSST
・ボランティア参加者とその活動制限について-精神的回復力の観点から
・精神疾患のレジリアンスとリカバリーの関係について-質問紙調査から
・SSTの精神神経免疫学的機能からみた効果
・入院中の統合失調症患者のBMIによる肥満度-服薬量との関連からー
・SSTセッションへの初学者の参加について
・精神健福祉士模擬問題集(分担)2013、2014、2015、2016、2017年

共同発表
・既婚男性勤労者のワークライフバランスと職業性ストレスとの関係
.ストレス対処法としてのSSTを施行した精神疾患患者の笑顔度と健康感について
.介護家族のストレスー精神疾患を持つ患者の家族について
. 不安症患者の不安と自己効力感および生活背景との関係について
・ボランティア参加者とその活動継続について-精神的回復力の観点から
・精神疾患のレジリアンスとリカバリーの関係について-質問紙調査から
・大学生の社交不安傾向と認知の偏り

所属学会
国際会議等への参加

日本臨床精神神経薬理学会、日本生物学的医学会、日本社会精神医学会、日本精神障害リハビリテーション学会、日本精神神経学会、SST普及協会

・SST普及協会認定講師(2002年~現在)/SST普及協会会計監査員、SST普及協会監事(~現在)
・臨床心理士・公認心理師
・日本臨床精神神経薬理学会指導医・認定医/日本精神神経学会指導医・認定医

共同研究
在外研究
国内研究
社会的活動

精神保健指定医、認定産業医、精神保健判定医

講演活動
・リカバリフォーラム『ヘルスリカバリーを支援する健康管理のSST」2009
・「地域生活に役に立つSSTと精神科薬物治療-健康管理を支援する」、富山2010
・ 日本精神看護技術協会「リカバリーを目指した統合失調症治療ー薬物療法と認知 行動療法の組み合わせ」2010
・文京学院大学臨床心理センター公開講座講演「職場不適応をなくすために」2012、
・文京学院大学大学院特別公開講座講演『「心身の健康とコミュニケーション」2013
・久里浜アルコール医療センター医療観察法病棟SST指導2012
・「遺族支援のためのグループコミュニケーションスキル」早稲田奉仕園2013
・神奈川区の精神保健を推進する会『地域生活を楽しく過ごすために」2015
・NPO法人一の会「薬と人との上手なつきあい方」2016
・埼玉県介護の学校「対人援助職のSST」2016

神奈川自立支援者懇談会における地域ボランティ(~現在)
南相馬なごみアウトリーチボランティア(~現在)
石巻からころステーションボランティア(2015~)
神奈川県デイケア連絡会会長(~2009年)
県病院事業庁長賞(2006年)