【専門職大学院担当科目】
経営学Ⅰ、企業財務論、ビジネスプラン、課題プロジェクト研究
研究課題 (主なテーマ) |
資本や組織の価値評価を中心に経営学と経済学の中間領域を研究しています。起業家精神や株式市場の理論も、この研究の対象になります。 |
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ひとこと | 経済学、経営学、商学等の諸概念は、現実の具体的事象と対比させつつ考察することが重要です。抽象的理論が意味を持つのは、現実への応用力です。他方で、具体的な事象は、テーマを絞り込み、所与とすべき問題と考察すべき変数を峻別する抽象化が必要です。不必要で摩擦的な事柄を捨象しなければ、単なるデータの寄せ集めにしかならず、物事を合理的に考え、判断することができません。大学や大学院は、抽象的概念を具体化する応用力と具体的事象を抽象化する理論的思考方法を学ぶ場です。 |
専門分野 | 経営学、経済学、企業財務論 |
学位 | 博士(経営学) |
最終学歴 | 立教大学大学院経済学研究科経済学専攻博士課程前期課程修了 |
主な経歴 | 東京交通短期大学助教授、獨協大学経済学部助教授、立教大学経済学部教授、経営学部教授、社会人大学院ビジネスデザイン研究科委員長を務める。2020年4月より立教大学名誉教授、文京学院大学副学長(2024年3月まで)、経営学研究科特任教授(2024年3月まで)、2024年4月より専門職大学院福祉医療マネジメント研究科特任教授(研究科委員長)。 |
研究業績・ 外部資金その他 競争的資金の 受入・採択 |
【著書】 ①『幻想の資本コスト経営』2024、創成社。 (共著書) (編著書) (監修) 【最近の主な論文】 ②「株主資本主義モデルの功罪ー市場と組織とスタークホルダーー」経営行動研究年報 第32号 2023。 ③「 均衡理論の実務応用上の問題~法人税を考慮したWACCの計算事例から学ぶこと~」年報 財務管理研究日本財務管理学会 第33号 2022。 ④「資本構成の実務的調整時間 〜ライフサイクルと不均衡〜」福岡大学商学論叢 第66巻 第4号 2022。 ⑤「起業家と投資家 -利潤源泉としてのIR活動-」『Disclosure & IR』2019年11月号。 ⑥「日本企業における株主主権の意味と誤解」『経営哲学』第16巻2号 2019。 ⑦「ROE経営の誤謬-資本コストとROEの無関連性-」『産業経理』Vol.79 No.2 2019。 ⑧「コーポレート・ガバナンスの研究方法 ― 経済的目的と制度研究の相克 ―」『創価経営論集』第43巻第1号(佐久間信夫教授退職記念号)2019。 【最近の主な学会発表】 ②「人的資本と資本コスト―概念の整理」日本財務管理学会、2023。 ③「株主資本主義モデルの功罪―市場と組織とステークホルダーー」経営行動研究学会 統一論題報告、2022。 ④「起業家精神と投資の経済計算」日本経営分析学会 理事会企画セッション基調報告2019。 【文部科学省競争的資金研究代表】 |
所属学会・ 国際会議等への参加 |
日本経営学会、日本マネジメント学会、経営行動研究学会、日本経営財務研究学会、日本経済会計学会、日本財務管理学会、経営哲学学会 |
共同研究・ 在外研究・ 国内研究・ 社会的活動 |
飯能信用金庫の顧客企業に対する経営者人材育成講座「竹林舎」を運営。 |