大学院

教授
中島 真澄なかしま ますみ (Masumi Nakashima)
担当科目 演習テーマ

財務会計 連結会計 会計学(基礎) 会計学(発展) 簿記原理 演習Ⅰ 演習Ⅱ 演習Ⅱ(3年次) 大学学

所属学部 大学院
研究課題
(主なテーマ)

現在、以下の2つの論点を明らかにする研究を実施しています。第1の研究は、財務情報およびガバナンス情報と経営者倫理観との関係について理論と実証であり、第2の研究は、会計不正とナラティブ情報との関係性のテキスト・マイニング手法による検証です。

ひとこと

「一期一会」を信条にしています。この瞬間、この出会いは、かけがえない尊いものだと考え、授業、研究に真摯に向かっています。

専門分野

財務会計
実証会計学
財務諸表分析
フォレンジック会計

学位

博士(経営学)2010年3月

最終学歴

南山大学大学院 経営学研究科 博士後期課程単位取得

主な経歴

高山短期大学商経学科 専任講師 (1986年4月-1993年9月)
コンバース大学客員研究員 (2005年4月-2008年10月)
コンバース大学外国語・外国文学 兼任教授 (2008年11月-2011年5月)₋
福島学院大学短期大学部情報ビジネス科 教授 (2011年4月2014年3月)
明治大学経営学部・明治大学大学院経営学研究科 兼任講師(2013年4月-現在に至る)
千葉商科大学会計専門職大学院会計ファイナンス研究科 教授(2014年4月-2018年3月)
東北大学経済学研究科国際会計専門職大学院 兼任講師 (2015年10月-2019年3月)
千葉商科大学博士課程政策研究科 教授(2016年4月-2018年3月)
金沢学院大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科 教授(2018年4月-2019年3月)
文京学院大学経営学部・大学院経営学研究科 教授(2019年4月-現在に至る)
文京学院大学経営学研究科 専攻主任(2020年4月-現在に至る)
Universiti Teknologi MARA, Ph.D.Program, External Examiner (2020年4月-2021年3月まで)
Universiti Malaysia Terengganu- Doctor of Philosophy Thesis Examiner (2020年4月⁻2021年3月)
Universiti Teknologi Malaysia, Ph.D. Program, External Examiner (2021年3月⁻現在に至る)

研究業績
外部資金その他
競争的資金の
受入・採択

【著書】
1. 査読付論文 “Survey research on earnings quality: evidence from Japan,” Research on Professional Responsibility and Ethics in Accounting, Vol.22 Emerald Publishing, 2019, 編者Charles, R. Barker, 担当部分 Chapter 5, pp.99-131.
2. Earnings Management and Earnings Quality: Evidence from Japan, 2015, Hakuto Shobo.
3. 『利益の質とコーポレート・ガバナンス-理論と実証-』, 単著 2011年, 白桃書房

【学術論文】
1. (査読なし) “What Factors Affect Academic Performance in Introductory Accounting? : Using of Structural Equations Modeling,” 会計学入門の成績に影響を与える要因は何か?:構造式モデリングを用いた分析, 2022年3月,(共著)総合研究所『研究紀要』第22号.
2. (査読なし) “Accounting Fraud Detection through a Text-Mining Analysis Evidence from Construction and Retail in Japan,” 2022年3月(共著)『経営論集』第31巻.
3. (査読付論文) “Can the Fraud Triangle Explain Fraudulent Financial Statements? Evidence from Japan,” 2021, Jan-Jun, Journal of Forensic and Investigative Accounting,13(1):198-232.
4. (査読なし): 2016年度特別プロジェクト「法廷会計学の創成-会計不正理論と実務教育との融合-」最終報告, 2019年3月『年報 経営ディスクロージャー研究』第18号, (43-53頁).
5. (査読なし) 不正のない社会へ.単著, 2018年12月『北國TODAY』.
6. (査読付論文) Toshiba Corporation—How Could So Much Be Wrong?,共著, 2018年4月, Journal of Investigative and Forensic Accounting, 10 (2): 267-273.
7. (査読なし) Why should the forensic accounting be needed in Japan?:Toward a no accounting fraud community,単著, 2018年3月,『経営論集』第65巻,第1号(129-146頁)
8. (査読付論文) “Association with corporate social responsibilities in a crisis?” 共著, 2016年12月, Asia-Pacific Management Accounting Journal (APMAJ), 11(2): (147-167頁)
9. (査読付論文) “A New Positioning of Corporate Social Responsibility as Risk Management,”単著, 2016年7月,『危機管理システム学会年報』第14号 (71-83頁).
10. (査読付論文) “An Analysis of Turnaround for the Firms Damaged by the Great East Japan Earthquake and Tsunami of 2011 (the March 11 Disaster),” 共著, 2016年7月, 『危機管理システム学会年報』第14号(25-47頁).
11. (査読付論文) “Tone at the Top and Shifts in Earnings Management: Evidence from Japan,”共著, 2016年5月, Journal of Forensic and Investigative Accounting 8(2): 288-324.
12. (査読なし) “Implication of internal controls system and accounting information system,”共著, 2016年3月, OIKONOMIKA, 第52巻, 第2号 (17-44頁).
13. (査読付論文) “Systems Integration, Management Involvement and Quality of Internal Controls and Auditing,”共著, 2015年6月, Asia-Pacific Management Accounting Journal (APMAJ), 10 (1): 1-21.
14. (査読付論文) “Did Japanese-SOX have an Impact on Earnings Quality and Earnings Management-Evidence from Japan,”共著, 2015年5月, Managerial Auditing Journal, 30 (4/5): 482-510 doi: 10.1108/MAJ-06-2013-0890.
15. (査読付論文)「超情報の数理的開示分析と原子力産業における独立的観察・監視機関の構築」共著, 2013年3月『年報経営ディスクロージャー研究』第11号(9-25頁).
16.(査読付論文)「内部統制報告規制が利益の質と裁量行動に与えた影響」単著, 2013年3月,『年報経営分析研究』第29号(37-46頁).
17.(査読なし)「内部統制システムと監査の質の決定要因」(査読なし)共著,2012年7月,『企業会計』第64巻, 第10号, 中央経済社(102-108頁).
18.(査読なし) “Forward Setting up the Safety Management Information Disclosure Auditing System,” 共著, 2011年12月,『福島学院大学研究紀要第43集』(115-117頁).
19.(査読なし)「内部統制とガバナンスに関する日米比較(二・完)」共著, 2011年7月,『會計』第 180巻1号森山書店(115-129頁).
20.(査読なし)「内部統制とガバナンスに関する日米比較(一)」共著, 2011年6月,『會計』第 179巻6号, 森山書店(906-922頁).
21.(査読付論文):「重要な欠陥開示企業の裁量行動分析」単著, 2011年3月,『年報経営分析研究』第28号(21-36頁).
22.(査読なし)「会計発生高の質の決定要因分析」単著, 2010年6月,『會計』177巻第6号(21-36頁).
23.(査読付論文)「キャッシュ・フロー予測における内部統制報告制度の影響-SEC基準適用企業の実証」単著, 2010年3月,『年報経営分析研究』第26号(62-73頁).
24.(査読なし)「会計発生高の役割としての利益平準化の情報提供的役割-SEC基準わが国企業に基づく実証研究-」単著, 2008年12月,『會計』174巻第6号 (87-100頁).
25.(査読付論文)「アメリカ株式会社立大学の財務報告ファクターについての実証研究」単著, 2007年3月,『年報経営分析研究』第23号(109-123頁).
26.(査読なし) “The Time-Series Properties of Operating Cash Flows- Evidence from Japan,”共著, 2007年3月『国際会計研究年報平成18年度』(75-97頁)
27.(査読なし)「アメリカ株式会社立大学の分析的検討-財務比率を中心に-」単著, 2005年12月,『福島学院大学研究紀要』第37号(107-123頁).
28. (査読なし)「アメリカ非営利法人会計基準についての検討-日本の非営利法人会計への発生主義の適用可能性-」単著, 2004年12月『福島学院大学紀要』第36号 (79-93頁).
29.(査読付論文)「直接法キャッシュ・フロー情報の予測能力に関する実証研究-わが国企業の検証-」単著, 2004年9月,『会計プログレ ス』第5号 (107-128頁).

【その他の業績】
1. 審査付口頭報告”Does the Tone of the CEO Letter Comply with the Sincerity Principles? Evidence from Japan,” 2022 Forensic Accounting Conference of American Accounting Association, 2022年3月, 単独.
2.“The Tone in Narrative Disclosures and Financial Fundamentals: Evidence from Japanese Firms Listed on the U.S. Stock Exchange,” 第80回全国大会日本会計研究学会(九州大学), 2021年9月, 単独.
3. 審査付口頭報告 “An Application of Team-Based Learnings as Active Learning Styles into Seminar Courses in Japan Faculty-Student Collaborations in Accounting – FASTCA-21, Monday August 2, 2021, 共同報告.
4. 審査付口頭報告 “The Determinants of Perceived Earnings Quality in Perspective of Theory of Planned Behavior and the Upper Echelon: Evidence from Japan,” 2021年度米国会計研究学会年次大会, 2021年8月3日, 単独.
5. Fraud Detection Method by a Text Analysis of CEO Letters Perspective of Obfuscation Hypothesis: Evidence from Japanese Firms Listed on the U.S. Stock Exchange, 日本経済会計学会 第38回年次大会, 2021年7月31日.
6. 審査付口頭報告 “What are the Determinants of Earnings Management?: Evidence from Japan,” Ethics Symposium, 2021, July 30.
7. Fraud Detection Method by a Text Analysis of CEO Letters in the Perspective of Obfuscation Hypothesis: Evidence from Japanese Firms Listed on the U.S. Stock E Exchange, 一橋大学大学院経済学研究科招待講演, 2021年 7月15日.

【外部獲得資金】
2019年度部科学省科学研究費基盤研究(C)19K02000「経営者の裁量行動と会計不正に関する理論と実証の融合的研究」(2021年3月まで)
2016年度文部科学省科学研究費基盤研究(C)16K03997「ガバナンス改革が財務報告の質に与える影響」(2019年3月まで)
2012年度文部科学省科学研究補助金基盤研究(C)24530593「内部統制と財務報告の質」(2015年3月まで)5,070千円 (直接経費 : 3,900千円、間接経費 : 1,170千円)
2009年度文部科学省科学研究補助金基盤研究(C)21530472「会計発生高の質に関する実証研究」(2011年3月まで)4,550千円 (直接経費 : 3,500千円、間接経費 : 1,050千円)

【研究助成金】
日本ディクロージャ―研究学会、特別プロジェクト研究助成金「法廷会計学の創成‐会計不正理論と実務教育との融合」(2016年12月~2017年11月まで)

日本会計研究学会、台湾会計学会派遣・研究助成金(2020年および2013年)

所属学会
国際会議等への参加

所属学会:
日本会計研究学会 会員
日本経済会計学会 理事(2018年-現在に至る)
アジア・パシフィック管理会計研究学会 常務理事(2016年-現在に至る)
米国会計研究学会 会員

共同研究
在外研究
国内研究
社会的活動

論文査読:Journal of Forensic and Investigative Accounting, American Accounting Association.
全国健康保険協会石川支部評議会 評議員 (2018年11月₋2019年3月まで)
学校法人福島学院監事(2018年4月₋2019年5月まで)
科研費審査委員表彰(2017年)
科学研究費委員会専門委員(2015年₋2017年11月まで)
日本ディスクロージャー研究学会(JARDIS) 第7回研究大会準備委員長(2013年5月11日⁻12日)