2013年度海外フィールドワーク
海外短期フィールドワーク2013年度リアルタイム報告07
【海外短期フィールドワーク2013年度リアルタイム報告07】
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さあ、専門領域の講義の開始です。
2013年2月27日水曜日
今日の午後は国際交流センター、通称TRU Worldのスタッフであるロリーとヨシエ(敬称略)を紹介します。これまで長きにわたり、文京学院との親密な関係を取り持ってくれました。このユニークなプログラムが今ここに存在しているのも、本当に彼らのおかげなのです。心から感謝しています。
トンプソンリバーズ大学には学食があります。これはカナダでも有数のおいしさなのだそうです。Culinary Artの学科があるので、その学生たちが料理を作ってくれるのですが、注文してから調理をしてくれ、熱々のご飯が食べられるのです。学生と一緒に行ってみました。
脱線してすみません。さあ、いよいよ、緊張の専門領域の講義が午後から始まります。心理学科は感情心理学。心理学科の講師であるキャサリンは「幸福感」についての研究をしているので、こうした感情が日常生活にどういった影響を及ぼすのか、あるいは人生にどのような影響を及ぼすのか、といった内容で授業してくれました。難しかったですね。でもパワーポイントやレジュメを駆使して、日本語でも難しいような内容をなんとかみんなにわかるようにと工夫して授業してくれます。感情心理学、少し難しいのですが、一生懸命発言する文京学院の学生をのことを褒めてくれました。キャサリンは出身がイギリスで少し他の先生と発音が違うのですが、皆さん、聞き取りやすかったでしょうか。
レジュメにはメモをとるスペースも用意してくれていました。しかしメモを取ると聞き取りができなくなるし、よく聞こうとするとメモがとれないし、ジレンマですね。耳で聞いて、質問したりコメントしたり、という耳と口を使うトレーニングがいいかもしれません。
人間福祉学科は、ジュリーの環境変化、自然災害と持続可能な開発、についてです。こちらも日本語でも難しいテーマに果敢にチャレンジです。一生懸命聞いて、コメントして、なんとかついていきます。ジュリーもパワーポイントやムービーを駆使して、わかりやすい授業を心がけてくれています。午後の授業の写真、みんな集中していたので、少ししか撮れませんでした。ごめんなさい。
さあ、夜はホッケー観戦です。その前に日本料理店、Sanbikiで夕食。
いよいよ夜はホッケーゲームの観戦です。Interior Savings Center Arenaに午後6時半に集合して、みんなで席に着きました。会場は熱い空気が漂っています。みんなホッケー観戦という初めての体験に少し興奮気味?
国歌斉唱です。カナダの国歌を歌手の方が歌います。これに合わせて観客のみなさんも全員が立ち上がり、口をそろえて歌います。自国を愛する、ということの意味を噛み締める瞬間でした。感動しましたね。
カムループスのチーム、ブレイザーズは惜しくも破れてしまいました。が、とんでもないニュースが。試合中、動きが中断したとき、カメラがいろいろな観客を撮ってくれます。これがセンター上部にあるスクリーンに大きく映るのです。これに文京学院の学生は毎年必ず映されています。今年もしっかり全員映してくれましたね。
今年はさらにインターミッションに、ダンス・バトルが行われるのですが、これに本学の学生S君がエントリーしました。といっても、観客席で少し踊る仕草を見せて、カメラマンの目に留まれば自動的にエントリーです。いろいろな人がダンスをカメラの前で披露し、ダンスをするたくさんの人の映像がどんどん切り替わって写されます。S君は素晴らしいポッピング・ダンスを披露し、特別に目立っていました。そして何と、S君が優勝しました!会場は拍手の渦。
賞品として、Earlsというカムループスで人気のレストランの相当な額のクーポン券をゲット。彼曰く「ホストファミリーにプレゼントします」ということでした。素敵なプレゼントになりましたね。