2013年度海外フィールドワーク
海外短期フィールドワーク2013年度リアルタイム報告09
【海外短期フィールドワーク2013年度リアルタイム報告09】
海外フィールドワーク紹介のページはこちら
Psychology Lab.
2013年2月28日木曜日
午後の心理学科の授業は心理学実験です。が、またCulinary Art学科のレストランのお昼から。ラム肉のランチです。スープはチキンとオニオンのスープです。
こちらはサーモンとキノコのパイ包みとクラムチャウダーですね。お米はタイ米です。
こちらはローストビーフです。だいたい8−14カナダドルのセットのものが多いです。学食と考えると高いですが、レストランと考えるとリーゾナブルなのでしょう。学生のみなさんも満腹になったようです。
昼休みには、レゲエのコンサートがクロックタワーという建物のホールで行われていました。料金無料で鑑賞できます。鑑賞、といっても、パフォーマーのレゲエミュージシャンに合わせて踊ったり歌ったり、ととても参加型のイベントです。年齢層は幅広く、学生から高齢の方まで多くの人が踊りながら、歌いながら、昼休みの時間を過ごしていました。学生のみなさんもかなり、盛り上がっていましたね。
昼休みが終了する時間ぎりぎりまでコンサートは続きました。皆さん、興奮さめやらぬまま、授業の教室に向かいます。
さあ、心理学科の午後の授業は心理学実験です。恒例の「ストループ」効果の体験実験です。文字に色がついているとき、その色を読もうとするのは、書いてある文字の意味と色が異なるときは、とても難しいですね。それは色の処理よりも意味の処理の方がより優先的に行われてしまうからだと考えられているからなのですが、では、英語でこれを体験したらどうなのか、という実験が行われました。各自、データをだし、それを分析にかけ、結果をみんなで話し合います。
英語だと、ストループ効果は強かったのでしょうか。それとも弱かったのでしょうか。
実験室には、実験心理学系の学会に、TRUの学生が行って発表してきたときのポスターがいくつも貼ってあります。こちらでの卒論は、卒論生としての候補者を集る所から始まります。主に成績が優秀で、かつ卒論を希望した学生だけがhonored studentとして卒論生に選ばれます。そして研究をし、こうした学会発表まで行うのです。本学の心理学科の卒論はむしろ必修なので、応募する、という感覚は生じにくいですね。。学べる、ということが本来とても恵まれているのだということをまたまた感じさせてくれます。
2009年に我々が訪問し、滞在したときの写真が飾られているのは、心理学科のある建物Art and Education Buildingの1階の掲示板です。各先生の紹介とともに、掲示板の一等地ともいえるところに貼ってあります。TRUの心理学科がどれだけ文京学院大学心理学科を大切に思ってくれているのかがわかります。うれしいですね。
心理学科のポスターらしい、一枚。