2013年度海外フィールドワーク
海外短期フィールドワーク2013年度リアルタイム報告30
【海外短期フィールドワーク2013年度リアルタイム報告30】
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午後はカーリング。
2013年3月11日月曜日
実際には時差の関係で昨日のこととなりますが、今日は私たちが忘れてはならない日です。3年前、このプログラムに参加していた皆さんは、カムループス空港で飛行機に乗ろうする前にあの惨事が起こったことを知りました。もちろん、日本行きの飛行機は飛びません。学生の皆さんは不安に駆られながら、しかしカナダに留まりました。一部の学生の皆さんの出身地は福島県などで、心配はさらに大きくなりました。そのとき、カムループスの人たちは、飛行機がまた飛ぶまでの数日間、ホームステイの家族に滞在させてくれました。さらに気が紛れるようにと授業までしてくれたのです。こうした国を超えた支援を受けた人がさらに同様のつながりの輪を広げるとき、本当の「グローバル」な社会になるのでしょう。異文化理解は、文化の違いを殊更に強調し、そのギャップを半ば強引に理解していくようなことではなく、本質的には通底する共通性を自らの五感を通して繊細に感じてゆくことなのだとつくづく感じます。遠きカナダから、日本人として自らが生まれ育った土地に、人に、思いを馳せつつ、残りの時間を過ごしていきたいと思います。
さあ!今日の午後はカーリングです。これまた皆さん初めての経験で、楽しみですね。
午前の英語の恒例のウォームアップは、早口言葉です。人間福祉学科はすでにやりましたね。しかし、ここでは重要な英語の発音の要素があるのです。sheという発音とseaという発音、結構自然に発音を分けるのは難しいです。自然に使い分けられるように、次のような早口言葉があります。tongue twisterと、英語ではいいます。
She sells seashells by the seashore. How many seashells did she sell? うーむ。難しい。英語の発音は、日本人にとって大きな障壁ですが、こうした、必要な部分さえしっかり押さえれば、何も完璧な発音が必要な訳ではありません。場合によっては、全く別の意味になるような単語もあるので、she、seaといった使い分けは、しっかりできるといいですね。
あれ、うーん。難しいな。。。
うーんと。She sells seashells、、、あれ。。
少しできるようになってきた!
サンドラに発音してもらい、真似します。
聞いて、話す、その繰り返しで、自然に言葉になっていきますね。。
あれ、カメラ目線。。。
こちらはピース。。。もう発音は完璧かな?
さあ、人間福祉学科も朝のウォームアップです。お互いに英語で話し合って、それに該当する単語を当てていきます。
最初はジェスチャーなどが入ってしまい、ケリーから「ジェスチャーはだめよ。英語でね。」
英語だけでジェスチャーなしだと、一つの単語に行き着くが大変なのだと再確認。でも皆さん、すごくよくできていました。