海外フィールドワーク2014
海外短期フィールドワーク2014年(2013年度)リアルタイム報告06
【海外短期フィールドワーク2014年(2013年度)リアルタイム報告06】
第二週目の開始です。
2014年3月3日
週末はかなり雪が降りました。今朝は雪もやみましたが、まだ寒いです。雪はふわふわの粉雪です。
キャサリンは、午後の心理学実験の授業の準備のためにいろいろ用意してくれました。
心理学実験の流れについての事前授業です。理論を想定し、仮設を構築し、実験の要因計画をたて、データを得て、分析し、、、といった流れを英語で組み立てていきます。
またその流れについて、ディクテーション(聞き取りテスト)を行いました。リスニングの能力向上に役立ったでしょうか。
さあ、午後はその事前授業の成果を試すときです。日本でいうと助手さんのような立場のセリーナが実験授業をガイドしてくれます。
午後になるにつれて天気がどんどん良くなってきました。道路の雪もほぼ溶けました。
実験の具体的な内容はストループ効果に関するものでした。ストループ効果が日本語の場合と英語の場合でどのように生じるかを体験しましたね。データの分析は本学教員が追ってやります。ストループ効果がどんな現象であるかについては、ウェブを検索すればすぐに出てきます。
3人ずつのグループに分かれて、実験を行っていきます。「できるだけ速く、正確に」課題を行うのがポイントです。私たちが行う認知的活動が複数の並行処理によって成り立つことが実感できました。そして、いずれが優位に働く活動であるかも。
む、難しい。。課題遂行は「干渉」という現象が伴います。
実験の指示も、こうしてスクリーンに提示してくれるので、読みながら確認できましたね。
色の付いた四角の色を読むだけの条件、色のついた漢字を日本語で読む条件、色のついた英単語を英語で読む条件。様々な条件を体験しました。
一生懸命読みます。
やはり漢字や文字のない条件が一番速かったですね。。。。
この結果、あとで分析してみましょう。
どんな結果が導き出されるでしょうか。。。。
心理学実験の後は、心理学用語を中心に日本語を先生に教える、という時間。。。。
Participants in Japanese is….. みなさんが教えていきます。ここから質問が発展し、会話が始まります。
心理学の学生も来てくれました。明日の懇親会にもたくさん来てくれるといいですね。