海外フィールドワーク2014
海外短期フィールドワーク2014年(2013年度)リアルタイム報告09
【海外短期フィールドワーク2014年(2013年度)リアルタイム報告09】
First Nationとドリームキャッチャー。
2014年3月6日
今日はFirst Nation、すなわち北米大陸の先住民の話です。なぜかというと、今日の午後は心理学の先生ではなく、デイブさんという人がいらっしゃって、ドリームキャッチャーを作る日なのです。カナダの暗い過去についてキャサリンが重い口を開きます。
ただ、午後にドリームキャッチャーを作るのではなく、First Nationの歴史、底流する思想、今も抱えている問題などが議論されます。
同時にジェンダーに対する意識の変化によって生じた新たな表現なども習いましたね。写真は開拓時代のFirst Nationの子どもたちの画像です。6才から親から引き離された暗い過去についての話しが展開されました。胸が苦しくなるような話でした。
円はThe First Nationにとって大きな意味があること。それぞれの意味を学びましたね。Respect Honor Integrity Wisdom Balance Sharing Spirituality Generosityが円環となって示されています。
私たちも円になって、自分の考えを語り、それに他の人たちは耳を傾けてみましょう。キャサリンは今日はいつもよりシリアスです。
午後、デイブさんがドリームキャッチャー作りのために、教師としてやってきてくれました。もちろんFirst Nationの方です。
デイブさんは手順を追って、手伝いながら、この先どのように作業すればいいのかを教えてくれます。みなさんを和ませながら進めてくれました。
みんな作業のとても集中していました。
デイブー、私も教えてー。
これがデイブさんが持ってきてくれた見本です。とてもきれいにできています。当たり前ですが。。みんな、「もう一度作りたい」など、かなりのめり込んで作業した様子がうかがえました。
私の作ったドリームキャッチャーの方が「強い」。。。。?
きれいです。良い夢は羽を通して落ちてくる。悪い夢はキャッチしたまま朝日が消滅させてくれる。素敵な話です。本当に効きそうです。
ちなみにこれは作成した本人が本人のために使用することはできず、誰かのために作成するものだそうです。これも素敵な話です。
没入状態です。
最後に記念写真。みなさんとてもきれいにできました。交換している人もいましたね。ありがとうございました。デイブさん。
教員が一仕事終えて「タイガーラーメン」に寄ると、直後に3人の学生のみなさんが。偶然の鉢合わせでしたね。今回の体験について感慨深く語ってくれました。
この体験を忘れたくないですね。