海外フィールドワーク2016
海外短期フィールドワーク2016年(2015年度)リアルタイム報告04
【海外短期フィールドワーク2016年(2015年度)リアルタイム報告04】
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カナダブリティッシュコロンビア州立トンプソンリバーズ大学で
今年(2016年2月〜3月)も海外短期フィールドワークが行われています!
臨場感をもってお伝えするために画像サイズが昨年度に比べてさらに大きめです。読み込みに多少時間がかかります。ご了承ください。
こちらが学生の皆さんが勉強する教室です。心理学の先生や福祉の先生もここまで出張してくれます。
お弁当を暖めたりやパンを焼いたり、水やお湯は好きなように飲めます。冷蔵庫もあるので、便利ですね。
お湯もすぐ出ます。
パンも焼けます。電子レンジは3台。
今日も皆さん元気です。
こちら側は逆光なので、暗くてすみません。
マーシャ「少し眠い?」「いいえ。元気です!」
今日は早口言葉からスタートです。She sells seashells by the seashore. How many seashells did she sell?
手でリズムをとりながら、練習です。。
人間福祉学科の学生は明日フードバンクの見学に行くので、皆でカナダのフードバンクで必要とされている食べ物が何かを考えました。皆さんが考えたのは、牛乳、パン、チーズ、肉、卵、スープ、ドライフルーツ、チョコレート…
必要とされている食べ物トップ10は、日持ちのするもので、トマトソース、ピーナツバター、果物の缶詰、ベビーフード、野菜の缶詰、パスタ、粉ミルク、米、ツナ缶、豆でした。
さて、午後の心理学の授業はマイクの「攻撃的なビデオゲームは我々の攻撃性を高めるか?」についての内容でした。一般に我々が陥りやすい社会現象に対する誤謬を、攻撃的ゲーム→人間の暴力性、という陥りがちな考え方を例に挙げて説明してくれました。「たとえば、ここカムループスにおけるアイスクリームの売り上げとカリフォルニアにおける脳卒中死亡率は相関しますが、それはアイスクリームが売れれば売れるほど脳卒中の割合が増えるという因果関係として理解してよいのでしょうか。違いますよね。ゲームについてのイメージの誤りもこうした背景でできあがったものなのです。」相関関係と因果関係の違いをわかりやすく説明してくれました。
ところでマイクはコーラが大好きです。授業中もコーラを飲みながら。日本ではあまり見られないですね。
沢山のわかりやすい例とジェスチャーをまじえた熱のこもった授業でした。
午後の人間福祉学科の授業は現役ソーシャルワーカーの方々に、危険な状態にある子ども達に対する支援について詳しく聞くことができました。日本と共通のところ、違うところなどについて、色々と質問もすることができました。