海外フィールドワーク2016
海外短期フィールドワーク2016年(2015年度)リアルタイム報告10
【海外短期フィールドワーク2016年(2015年度)リアルタイム報告10】
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カナダブリティッシュコロンビア州立トンプソンリバーズ大学で
今年(2016年2月〜3月)も海外短期フィールドワークが行われています!
臨場感をもってお伝えするために画像サイズが昨年度に比べてさらに大きめです。読み込みに多少時間がかかります。ご了承ください。
朝のウォームアップです。マーシャはできるだけ、体の動きを伴うように英語の学習を進めていきます。今日は、自分の好みの色、音楽などをカテゴリーに分け、好きなグループのところに移動する、というアクティビティーから始まります。
その後、前置詞の様々な使用方法を復習していきます。英語を学ぶ上で、細かい前置詞のニュアンスはなかなか難しいですね。さらに今日の夜はホッケーゲームの観戦もあるので、ホッケーのルールの勉強を英語で行いました。ここでも多くの慣用句が出てきましたね。
午後の心理学の授業はジニーの生理心理学です。今日のテーマは「分離脳」。左半球と右半球の機能の違いをわかりやすく説明してくれました。研究方法として、てんかん発作を治療として脳梁を切断した患者さんがどのような症状を示したか、その人を対象にどのような研究が行われたかを、研究に関するよもやま話もまじえながら説明してくれました。
右視野の情報は左半球に、左視野の情報は右半球に行きます。そしてそれから脳梁を通して情報が融合します。しかし分離脳の人はその情報がそれぞれの脳に残ってしまい、左右脳の相互作用が起こりません。このことから右半球の特殊性が明らかになりました。
パワーポイントはとてもきれいで見やすく、ゆっくりと英語を話してくれるため、わかりやすい授業でしたね。
福祉コースの午後は、BC州の婦人保護シェルターの実習でした。夫からのDV等から避難している母子が生活しているので所在がわかってはいけないため、外部からの見学は受け入れてこなかったそうなのですが、福祉のプログラムを担当くださったTRU講師のTanyaのご尽力と、昨年授業終了後に森が直接シェルターに伺って責任者にお会いしていたことで信頼してくださり、今年のプログラムに婦人保護シェルターの見学を入れることが実現しました。通常では決して目にすることができない内部を男子学生も含めて受け入れ、詳しくご説明くださったことに心から感謝してシェルターを後にしました。
さて、ホッケーゲーム観戦です。午後6時半に集合場所に集まる前に、夕食をとります。このグループは「モンゴリアン・グリル」で夕食をとります。自分で食材を皿にとり、調味料も入れて、それを鉄板で焼いてもらいます。美味しかったですか?
アリーナの前でチケットをもらいました。沢山の人が来ています。
カムループスのチームはBlazersです。ユースチームで、ここで活躍した選手がNHLに行きます。
選手たち、格好良かったですね。
ゲーム中、文京学院大学はこの時期、ゲーム観戦を毎年行っているので、カメラマンはいつも中央の画面に学生の皆さんを映し出してくれます。ちょっと解像度の限界があり、よく見えませんが、皆さん笑顔で手を振ります。
いつのまにかこうやってBlazersのキャラクターが席に座って観戦していたりします。会場の人気者です。