海外フィールドワーク2017
海外短期フィールドワーク2017年(2016年度)リアルタイム報告10
【海外短期フィールドワーク2017年(2016年度)リアルタイム報告10】
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カナダブリティッシュコロンビア州立トンプソンリバーズ大学で
今年(2017年2月〜3月)も海外短期フィールドワークが行われています!
午前中は英語、午後は現地の専任の教授陣4名から心理学を学ぶことができる、日本でも有数(おそらく日本の唯一)のプログラムです。
臨場感をもってお伝えするために画像サイズが大きめです。読み込みに多少時間がかかります。ご了承ください。
毎回、語彙のプリントを作成してくれます。それを英語の文章に、日本語の文章にして説明します。新しい語彙は、英語と日本語の両法で説明できるようにしておくとより記憶に定着します。
どうですか。このような語彙です。知っている単語でも、実際に授業で使われる際にすぐに理解できるレベル、となると、なかなか難しいですね。
最終的に、このような解説の入ったプリントを皆で確認していきます。これで午後の授業も分かり易いですね。日本の事前授業でも、予習しましたね。
今日はホッケーの観戦があります!夜7時〜です。ホッケーはカナダの誇りともいえるスポーツですね。観戦もとても盛り上がります。その雰囲気を体験するだけでも素晴らしい経験だと思います。そこで観戦の前にルールや、用語を英語で学びました。
午前の授業の最後には、来週行う、修了式のプレゼンテーションについて話し合いました。皆さんで20枚前後のパワーポイントを作成し、一人一人、1枚のスライドにつき、20秒前後を話します。台詞は箇条書きのみにしておいて、そこから自由に話をできるようになるまで練習します。まずはその打ち合わせをしよう、ということで、モニカからいろいろな提案がありました。
誰がどの部分を担当するのか、など学生の皆さんが自主的に話し合って決めていきます。ホームステイのこと、授業のこと、食べ物のこと、カナダの文化のこと、いろいろなテーマがあり得ます。
午後の授業です。サンドラの「心理学と法」。サンドラは学部長になりました。多忙な職位ながら、このプログラムのためにいつも時間を割いてくれます。本当にありがたいことです。まずはご自身の出身地の説明。「−50度になるところなんて想像できる?私の出身はそんな、とても寒いところなの。」
その後、体験を交えながら、いかに目撃者証言が曖昧なものであるか。しかし我々がそれを信じてしまいやすいかについて、解説してくれます。
認知心理学の内容に通じますが、我々の記憶は非常に曖昧で、思い出せば思い出すほど、記憶の変容可能性は高まります。そして、思い出すときの質問の内容に虚偽の内容を含ませた場合、さらに記憶が変容してしまう可能性についても論じられました。
カナダにはエリザベス・ロフタスという記憶に関する研究を行った心理学者がいます。これらの研究の説明も行われました。世界的に有名な研究です。
最後に全員で記念撮影。ありがとうございます。サンドラ。
午後の授業の後は、ホッケーゲームを観戦する前に、東洋大学の学生と一緒にピザパーティー。いつも違う場所で授業しているので、今日初めて会いました。
皆さんとても気さくで元気でした。東洋大学のプログラムは今年、始まったものです。
さあ、皆でバスでダウンタウンまで移動し、会場へ。アメリカの国歌とカナダの国歌斉唱の後、試合開始です。観客の盛り上がりがすごいです。Let’s make some noise!などと真ん中のスクリーンに表示されます。そのたびにみんな大声で応援。
今年も文京学院大学の学生の皆さんの姿は真ん中のスクリーンに映し出されました。2回以上映ったかな。最高記録かも。
ポップコーンを食べながら、応援します。
20分×3のゲームです。インターミッションで本学の学生1人と東洋大学の学生がスポンサーであるSubwayのサンドイッチのイベントに急遽リクルート。氷上にあるアイテムを拾って、体当たりの演技でサンドイッチ?もどきを自ら作ります。自分自身はバンズの部分です。
東洋大学の学生たちとのスナップ。皆とても盛り上がっていました。さて、本学教員は学生の皆さんから一時的に離れ、また月曜日も授業に戻ります。それまでは学生の皆さんから届く写真でこのHPを更新していきます。現地スタッフは学生の皆さんにべったりとはりついてくれています。明日、あさっては、ドリームキャッチャー作り、室内ロッククライミング(ボルダリング)体験です。少し心理学の専門的な授業はお休み。皆、リラックスしてアクティビティーを楽しみましょう。