人間学部

カリキュラム・ポリシー

児童発達学科では、教育・保育専門職養成を主としており、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状、保育士資格の取得を目指しています。
乳幼児・児童について多面的な知識、理解を深めるとともに実習指導の充実により教育・保育現場で即戦力となれる実践力を培います。
また、グローバル化に対応するための異文化理解、様々な人と共生するための個人差の理解を深められるような学びを提供します。
さらに、卒業後も学び続けるための意欲や探究心を育てます。

    1. 大学特別科目として「人間共生論」「心理学概論Ⅰ・Ⅱ」など全学生が学ぶべき共通科目を配し、教養を身に付ける。初年次では、大学への適応や将来設計の基礎としての「基礎演習」「保育内容総論」を通して大学への適応や将来設計の基礎を身に付け、「実習基礎演習」を通してキャリア教育を行うとともに、教員・保育士に必要な基礎知識・基礎技能を重点的に育成する。
    2. 体系的に整備された順次教育型カリキュラムにおいて、初年次に身に付けた対象理解や保育・教育に関わる基礎知識・基礎技能をもとに、2年次以降は、子どもを取り巻く環境の多様性、個人差、保育や教育の方法について発展的に学べるよう講義・演習科目を配列し、専門分野における汎用的な知識・技能を身に付ける。
    3. 1年次から4年次まで実習科目を配置し、現場と大学を往復しながら理論と実践を結びつける。実習の授業以外でも学生が実践的かつ主体的に参加し他者と協働的な問題解決を体験できるよう身近な保育・教育現場を活用する。また3年次以降の「保育専門演習」、4年次の「卒業研究」、選択必修科目(「総合表現特講Ⅰ・Ⅱ」、「地域と学校Ⅰ・Ⅱ」、「教育臨床特講Ⅰ・Ⅱ」、「英語教育実践」及び「ブラッシュアップ英語」)を通して、より高い実践力を身に付ける。
    4. 国際こどもコースでは、英語力を段階的に身に付けるためのコース必修英語科目を1年次から3年次まで配置し、英語の実践力を徹底的に育成する。2年次から3年次では、その英語力を使って「世界のこどもたち」「世界の文化と教育」「海外短期フィールドワークⅠ・Ⅱ」科目で海外での保育・教育、異文化理解について学び、現地実習で英語運用能力を活用する。また、4年次では、「国際こどもインターンシップ」を通して国内での外国籍の子どもへの支援、日本語のボランティア活動等を実践し、多様なバックグランドを持つ子どもや保護者に積極的に対応する態度に磨きをかける。