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11/8開催「第18回追分通り商栄会祭り」「第12回収穫祭」を取材しました!【学生記者(本郷)】

大学2015.11.20
 2015年11月8日日曜日に第18回追分通り商栄会祭りと第12回収穫祭が行われました!このお祭りは、毎年11月の第1週あたりに開催されている、今年で18年目を迎えたイベントです。今年も朝からあいにくの天候だったにもかかわらず、大変盛り上がったこのお祭り。私も学生記者として取材をしつつ、参加者として楽しんできました!
 


 

 当日の朝7時30分ごろ、文京学院大学から徒歩30秒ほどの場所にある午前中会場の向ヶ丘一丁目遊び場に到着すると、商栄会役員の方と学生による追分朝市の準備が行われていました。朝市は朝9時から行われるイベントだったため、少し取材に来るのが早すぎたかもしれないと思っていましたが、すでにテントは張られ、看板が出してある状態でした。さらに机の設置や広場内の清掃などを、地域の方と学生が声を掛け合いながら会場準備していたのが印象的でした。私も準備を一緒にしたのですが、地域役員の方と協力して1つのものを作ることができる実感ができ、準備段階からとても楽しかったです。
 
 
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▲(写真:会場の外見〈左〉と雨の中準備する学生〈右〉)
 
 

 9時前にもかかわらず、すでに何人かの地域の方が広場に集まってきました。お話を伺ったところ、毎年このお祭りを楽しみにしているとのことです。さらに、私がお祭りに参加したことがないと伝えると「もったいない!」と言われてしまいました。朝市の開始を待っていたたくさんの方にこの言葉をかけられたため、私はさらにこのお祭りが楽しみになっていました。

 

 そしてようやく9時になりました。お待ちかねの朝市のスタートです!開始のアナウンスがされると同時に、待っていましたというように皆さん一斉に買い物かごを受け取っている様子に、私は思わずクスリと笑ってしまいました。この朝市では新鮮なおいしい野菜や、商店街の各店舗自慢の品物を驚くべき値段で手に入れることができます。朝市で販売される新鮮な野菜は前橋市富士見町で育ったものです。この富士見町では商栄会との都市農村交流の活動が行われ、本学の学生は”農業インターンシップ”というものに参加し、一緒に活動しています。農業インターンシップ生は合わせて8人で、5月から11月までの半年間、田植えや稲刈りなどを朝早くから富士見町まで行っていたそうです。また今年の各店舗自慢の製品は、明治牛乳追分販売所から乳製品・その他、パンのメリージェンヌから手作りパン、ビビ&ブブからおしゃれ小物、堀江米店からお赤飯・おはぎ、商栄会から缶パンでした。どのお店の商品も本当に素敵でした!

 

 

 

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▲写真:朝市で売られていた品物〈左上、右上〉とアナウンスと同時に買い物をする人々〈左下〉、会計の学生〈右下〉

 

 

 

 また、この朝市ではイベントも開催されました。まず初めに、富士見町で育った素材で作られた豚汁の無料配布が行われました。おいしそうなにおいに我慢できず、私も地域の方と共にさっそく豚汁をいただきました。お野菜もお味噌もとてもおいしかったです!この日は雨が降っていて肌寒かったこともあり豚汁は大人気でした。会計や売り込みをしていた学生も美味しそうに食べていて、なかにはおかわりした人もいたそうです。続いて行われたのは餅つきです。間近で餅つきをしている様子を見る機会が少ないからか、特に子供たちは興味津々でした。餅つきは体験型で、子供はもちろん文京生も餅をついていました。 
 富士見町の方があまりにも軽々と行っていたので簡単そうに見えましたが、杵を受け取った瞬間にふらついている学生を見て改めて凄さを感じました。私も試しに杵を持ってみましたが、とても振り下ろせるものではないと思ってしまいました。そして完成したお餅。きなことあんこの味付けでおいしくいただきました。
 
 
 
 
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▲写真:豚汁〈左上〉、もち米を焚いている様子〈右上〉、子供が餅つきをしている様子〈左下〉、つきたてのお餅〈右下〉

 

 そして11時になり、午前の部は終了しました。来てくださったたくさんの人が皆、笑顔で帰って行った様子を見て、朝市は大成功だと感じました。

 
 午後からは場所を移して、文京学院大学の普段は食堂として活用されているB’s Diningで収穫祭、じゃんけん大会・抽選会、マリリンさんによる演芸会が行われました。午後の部もお楽しみなイベントが盛りだくさんです!
 
 まず初めに収穫祭が行われました。収穫祭は5月から半年間行ってきたことの集大成だそうです。まず、農業インターンシップをしてきた学生が今までの活動計画のプレゼンテーションを行いました。自分たちが今までどのような活動をしてきたのか、また、与えられた課題についての提案をパワーポイントを使ってわかりやすくプレゼンしていて、思わず聞き入ってしまいました。さらに、このインターンシップを通して周りを見て行動することの大切さやひとつのことをやり遂げることの大変さを学ぶことができたそうです。この発表から、半年間とても有意義な時間を過ごせたのではないかと思いました。
そしてご来賓の方からの挨拶を頂いた後、収穫祭は幕を閉じました。農業インターンシップ生の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして素敵な発表をありがとうございました!
 
 
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▲写真:農業インターンシップについての展示物〈左〉、発表する学生〈右〉
 
 
 
 また、続いてのイベントの準備が行われている間、文京学院大学の吹奏楽部による演奏が行われました。「風になりたい」と「虹色」を演奏した後には、大人から子供まで幅広い世代の人が楽しめるようにと「演歌メドレー」と「アニメソングメドレー」が演奏され、アンコールがかかるほど会場はとても盛り上がっていました。
 
 
 
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▲写真:演奏中の会場全体〈左〉、演奏中の吹奏楽部〈右〉

 

 マリリンさんによるマジックも披露されました。曲に合わせて行われたマジックは、少し大人向けのように感じました。小さな子供のポカンとした表情がとても印象に残っています。もちろんマジックも楽しみました!
 
 そしていよいよ最後の一大イベント、じゃんけん大会・抽選会です!今年もメロンや蟹、コメ5キロなど豪華賞品が盛りだくさんでした。参加している皆さんが前のめりになってじゃんけんをする様子に、思わず笑いがこぼれてしまったのは私だけではないと思います。特に最後の商栄会さんが提供してくださった蟹の詰め合わせは、当日1番の盛り上がりでした。景品が当たった人も、残念ながら当たらなかった人も楽しむことができたイベントだったのではないでしょうか。
 
 
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▲写真:じゃんけん大会・抽選会の景品一覧と景品

 

 今回、地域密着型のイベントを取材することで、改めて地域とのつながりの大切さとあたたかさを感じることができました。正直私は、文京区は大学生が多いため地域の人との関わりはあまり持てないのではないか、という印象を持っていました。しかし今回の取材を通して、今までは私が見えていなかっただけであり、こんなにもあたたかい人であふれているんだということに気付くことができました。本当にこのイベントに参加できてよかったです。とても有意義な1日でした!

 このような素敵なイベントが、来年、再来年と続いていくことを心から願っています。今回快く取材を引き受けてくださったすべての方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました!