8月31日(金) 本郷キャンパスで、平成24年度国際連携教育プログラムの開講式・歓迎会が行われました。(取材:学生記者)
国際連携教育プログラム(Multi-Lateral Student Exchange Program)とは、交換留学生が英語で行う授業の履修と、日本文化等の体験をしながら本学の学生との交流を深めることを目的としたプログラムで、平成14年度から始まり今年で10回目となりました。
アメリカのセント・ベネディクト大学/セント・ジョンズ大学(以下 CSB/SJU)との交換留学協定を皮切りに、今ではネパール、マレーシア、ブルガリアの大学へと交流が拡大し、参加学生も増えています。
今年は19名の交換留学生が同プログラムに参加します。
開講式には、マラ工科大学の2名、、カニヤ・キャンパス・ポカラの1名、ヴェリコ・タルノヴォ大学の2名、CSB/SJUの14名に加え、CSB/SJU教員のDr. Jeff Kamakahi、ホストファミリー、本学の国際連携教育プログラム科目履修者7名、および関係教職員が参加しました。
ホストファミリーは毎年学内で募集しており、たくさんの協力をいただいています。
国際連携教育プログラムの科目履修者は、TOEIC650以上のスコアを持っていて履修を希望する学生です。
また、本学の国際連携教育プログラムでは、留学生用に9つの科目が用意されています。日本の政治・経済などのほかにクールジャパンや日本の伝統文化について学習する授業などがあります。クールジャパンとは、アニメや漫画などを含む、日本が世界に発信している新しい文化を通して”クールな”日本を知り、発見していく授業です。
今年は、授業の一環として10月に宮城県南三陸町や気仙沼市へ行き、ボランティア活動に参加するほか、地元の方のお話を伺って、震災復興について学びます。11月には、その体験をもとに発表会を開く予定です。
開講式では、留学生と本学の受講生が自己紹介と決意表明を行い、それぞれの思いを発表しました。
続けて、開講式後に歓迎会を実施しました。
おいしい食事とともに、ホストファミリーと留学生たちが笑顔で親睦を深めました。本学の自治会の学生も参加して海外から訪れた留学生を歓待し、笑顔があふれる素晴らしい式典でした。
(取材・撮影:本郷キャンパス学生記者 緒方美香子)
<開校式の様子>
<歓迎会の様子>