6月8日に、環境教育センターの学生による「森のムッレ教室」がふじみ野キャンパスで行われました。(学生記者)
「森のムッレ教室」とは、もともとはスウェーデンで取り組まれている5~6歳児を対象とした環境教育プログラムです。
文京学院大学では、ふじみ野市に住む幼稚園児を対象に、五感を使って自然とふれあいながら楽しく学ぶ環境教育プログラム「森のムッレ教室」を定期的に行っています。
今回も、子ども達と学生が一緒になって楽しめる企画がたくさんありました。
・ムッレさんのお話(ピクチャーシアター)
「森のムッレ教室」に登場する森の妖精、『ムッレさん』誕生秘話のお話をピクチャーシアターでお話し行いました。
ファンタジー性に溢れた妖精のお話に、子どもたちも興味津々でした。
・しぜん!だいすき!だいじ!
子ども達に、森の中から自分の好きなものを一つ拾ってきてもらい、それらが自然の中でどのような役割を果たしているのか、どうして大切なのかなどを、紙芝居を使ってわかりやすく伝えました。
・ミニちきゅうをつくろう!
大学内の森にある土や草、木の実などを大きな梅酒の瓶に入れて密閉し、それをミニちきゅうに見立てて自然の中での水や空気の循環を再現しました。
水も与えずに、長期間密閉された容器の中で本当に植物が育つのかどうか、実験の結果が楽しみです。
こちらが実験中のミニちきゅうです。このまま約1か月間、同じ場所に置いたままにします。
今回の森のムッレ教室では、子ども達はもちろんのこと、われわれ学生達もとても楽しい時間を過ごすことができました。
私自身、森のムッレ教室に参加してみて、このように五感を使って直接自然と触れ合うことは、とても貴重な体験だと実感しました。子どもたちに環境教育を実践していく中で、私たち学生自身も大変多くのことを学び、新たな発見もたくさんありました。
この経験を文京学院大学環境教育センターの今後の活動にも生かしていきたいと思いました。
(取材・撮影、記事作成:ふじみ野キャンパス学生記者)