2017年3月25日~26日開催「AnimeJapan 2017」 文京学院大学ブースをレポートします!【本郷キャンパス:学生記者】
大学2017.05.31
みなさん、こんにちは!学生記者の外国語学部2年 渡辺です。
新学期が始まり、桜も青々とした葉がつき始めましたね。今回私は、今年3月25日から26日にかけて東京ビッグサイトで行われたアニメイベント、「AnimeJapan 2017」にて出展された本学のブースである「ゼロ・プロジェクト」を取材してきました。
<左:会場入ってすぐの景色 右:今回のブース>
「ゼロ・プロジェクト」では、
1. 学生ならではの視点と斬新な発想
2. 授業の一環として取り組むため低コスト
3. 経験豊富なスタッフによるサポート
の三大目標を掲げ、「素晴らしい文化・特色はあれど、それを広報するにあたって新しい発想が欲しい」というクライアントからの依頼を受け付けています。
<写真左上:プレゼンスタート! 右上:伊豆大島班の発表 左下:伝統工芸班の発表 右下:ブレーメンズの発表>
このブースでは主に三つの班が発表を行います。一つ目の班は、学生記者も昨年度商品発表会を取材したことで記憶に新しい、現代版裃雛を考案した「伝統工芸班」、二つ目は伊豆大島椿ランタンプロジェクトを行った「伊豆大島班」、三つ目は東日本大震災復興支援を目的とするチャリティー団体の「ブレーメンズ」です。伝統工芸班の取り組みについては第18回配信でお伝えしたので、今回は伊豆大島班についてお伝えしていこうと思います。
伊豆大島班は、2013年の台風による土砂災害で大きな被害を受けた伊豆大島の復興支援のために学生が伊豆大島の象徴である椿を活かしたイベントを企画、開催するというものです。SNSによるイベントの写真の拡散をすることで、若者や外国人に視覚的に伊豆大島の魅力を訴えることが目的です。当日は多くの参加者が訪れ、島の方々も集まってのお披露目が行われました。会場となった椿花ガーデンには約500個もの椿ランタンが設置され、明るく優しい光をたたえていました。更にその横では、同じく椿の飾りつけをしたコーヒーショップも展開され、あたたかな雰囲気が会場を包み込みました。
この「椿ランタンプロジェクト」の企画・運営を行うことになったのは本学の経営学部生なのですが、その人数は3人。この企画を行うにはあまりに少ない人数でした。そこで彼らは本学学生の中から有志を募りました。有志学生とともに企画を行うことで、彼らにも「伊豆大島の良さをもっと知ってほしい」という気持ちが伝染していき、それがSNSでの投稿にも表れていました。私の友人が有志学生としてこの企画に参加していたこともありSNSで写真を見たのですが、椿ランタンが散りばめられた綺麗な写真が何枚も連なり、画面を見ているだけでその場にいるような臨場感を感じることが出来ました。みなさんも是非ご覧あれ!
有志学生に話を聞いてみると、「SNSでの情報拡散をするにあたって、暖かみがあって”SNS映え”のする写真が撮れる椿ランタンにするのが1番の課題でした。そのために何度も電球を選び直したのが思い出深いです。」とのことでした。
<写真左上・右上・左下:実際に撮影されたムービー 右:それぞれの班の成果も展示されていました!>
★実際に投稿された写真はこちら
普段は大学生として生活している私からしても、学生の意見というのは時には面白く、時には厳しく刺さるものだと思います。企業は斬新な発想を得、学生は学びを得るというこの貴重な場を取材することが出来、なんだか嬉しい気持ちになりました。この企画は形を変え、来年度も行われます。次の学生はどんなアイデアを見せてくれるのか、今から楽しみです。
取材・記事執筆◆学生記者 渡辺 祐(外国語学部2年)