BICS主催「地域連携フォーラム2013」がふじみ野キャンパスで開催されました！(学生記者)
平成25年3月23日（土）にふじみ野キャンパスにて、BICS主催「地域連携フォーラム2013」が開催されました。
「地域連携フォーラム2013」とは、文京学院大学ふじみ野キャンパスに設置された地域連携教育センター（Bunkyo Informal & Community Service、以下BICS）の一年間の活動を振り返り、地域の方への報告と交流を行う場です。また、このフォーラムはBICSの活動に参加する学生がこれまでの反省点、改善点などの「気づき」を得る場ともなっています。
この「地域連携フォーラム」を主催する、文京学院大学地域連携センター「BICS」とは2005年に文京学院大学と近隣のふじみ野市、富士見市、三芳町の２市１町との懸け橋になるべく設立され、今年で8年目を迎えました。「地域がキャンパス」を合言葉に日々活動を行っています。
フォーラム当日は、第一部で以下11のプログラムの今年度の活動報告や次年度に向けた抱負を、それぞれのリーダーが発表しました。
ここで、それぞれのプログラムについて簡単にご説明します。
【バウムクーヘン（48人）】
地域の高齢者の方を本学にお招きし、四季折々のイベントを開催しています。
デイサービスセンターへの訪問やサロンなどの地域の活動にも参加しています。
【クローバー（20人）】
地域の高齢者施設で暮らす方を対象に食事介助や整容介助などの生活支援を行っています。
利用者の身体能力に合わせた支援をメンバーで考えています。
【いちご（29人）】
地域内の孤立をなくすために、主に一人暮らしの方を対象に活動しています。
●この活動に初期から参加している、NPO法人「明るい社会づくりの会」理事の桃井さんにお話しを伺いました。
平成24年度の活動については、「初期に比べて学生が堂々としてきて、成長を感じている。地域の方たちも毎回を楽しみにしている」とおっしゃっていました。
また、今後の活動に期待することとして、「この活動をずっと継続していきたい」とのお言葉をいただきました。
【BCC（43人）】
在日外国籍の子どもたちを対象に、「料理部」「学習支援」「スポーツ支援」の３部門で月に二度ほど、ふじみ野キャンパス内の施設で活動しています。
【レッツゴー!!まるびぃの森（46人）】
ふじみ野市社会福祉協議会と連携して、市内の小学生と共に季節に応じた活動や福祉体験を行っているボランティアスクールです。
【CHESS（8人）】
音楽活動を通じて子どもたちや高齢者の方々と交流をしています。
依頼を受けた施設に出向き、バンド演奏やゲームなどを行っています。
【ピース☆（20人）】
自閉症療育グループ「みかん」に所属する子どもたちとその保護者の方と月に一度の活動を通じて交流しています。
【すまいる】
精神障害や知的障害、発達障害のある方を対象にイベントを開催しています。楽しみながら支援を行う教育研究プログラムです。
【きらきら（30人）】
ふじみ野市周辺に住んでいる肢体不自由児を対象に、月に一度レクリエーションなどを通じて療育活動を行っています。年に４回、「ビスケット」「ピーターパン」と合同での活動も行っています。
【ビスケット（70人）】
ふじみ野市周辺に住んでいる小学２年生～社会人まで幅広い年齢層の自閉症の方を対象に、月に一度療育活動を行っています。特に活発な子どもが多く、毎回明るく元気に活動しています。
【ピーターパン（44人）】
障害を持った子どもたちと大学内で、主に季節に合わせた行事を行っています。
また、季節の行事に加え、キャンプや水族館、調理実習などさまざまなことにも挑戦しています。
また、第二部では参加者の中でグループをつくり、レクリエーションを通じて地域の方と学生の交流が図られました。少人数でのグループワークのため、一人ひとりが積極的に参加し、意見を述べることができていたように思います。地域の方と学生が和気あいあいと、賑やかに話し合っていたのがとても印象的でした。
会場は満員で常に賑わっており、ふじみ野キャンパスの学生と地域の方とのつながりの強さを感じました。
このフォーラムをもって、３年生が引退し２年生へバトンタッチします。引退を迎える３年生たちへ、参加者から惜しみない拍手が送られました。「地域連携フォーラム2013」に参加し、８年続いているBICSの良き伝統を受け継ぎ、これからもふじみ野キャンパスの学生が中心となって地域を盛り上げていくことが大切だと思いました。
（取材・記事作成：ふじみ野キャンパス 学生記者）