第二回 新・文明の旅 下見 五日目
大学2014.03.07
■木村先生メモ
3月6日(木)5日目
昨日に続き、ヤギェロン大学への訪問を行いました。本日は、学科長先生が体調を崩されたとのことで残念ながらお会いすることはできませんでしたが、日本語学科の卒業生で現在は教員のソンネンベルグ・カタジーナ様にお会いすることができました。今後の交流について意見交換を行い、実施に向けてさらに一歩前進しました。
実際に渡航する時期は、ちょうど五節句の一つひな祭りの時期にあたるので、学生相互のアイデアを出し合い、日本文化を発信するイベントやワークショップを“マンガ館”で企画するということができたら素敵ですね。例えば、ひな祭りについての情報は、ポーランドからもインターネット等で情報収集することはできるでしょうが、日本にいるからこそ収集できる生きた情報を持ちよることも可能となるでしょう。逆に私たち日本人では、ポーランド語の解説文章などは作成できませんので、地元学生の力が必要となるでしょう。だんだん夢が膨らんできますが、いろいろと思案していたらちょっとだけ日本が懐かしい気持ちになってしまいました。
午後は、空路を使いワルシャワで乗り換えて、リトアニアの首都ヴィリニュスに向かいました。ホテルで川邉学長先生と落ち合い、今回の下見メンバー全員が無事に揃いました。ポーランドと比べると住宅や建物が広い間隔で建っており、道幅も広い感じがします。そして、日が暮れた時刻のせいなのか通りを歩く人々の姿があまり見られず閑散とした印象を受けます。夜には、突然の停電が発生したり、シャワーの水がなかなか熱くならなかったりと、これも旅の醍醐味です