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第二回 新・文明の旅 下見 九日目

大学2014.03.11

 

3月10日(月)9日目

 

■木村先生メモ

 

下見メンバー全員での訪問調査は、本日が最終日です。まずは朝一番で、ラトビア外務省を訪問しました。既に本学では、駐日ラトビア大使(当時、現ラトビア外務省次官補)のヴァイヴァルス閣下による講演会を実施していたことなどもあり、Smanis大使、Orlovs二等書記官との話し合いは終始和やかに進みました。書記官は、ラトビア大学の卒業生で、一橋大学での留学経験もあり、日本との交流が進展することを高く評価してくれました。日本人の留学生はまだまだ少ないとのことなので、本学プロジェクトが交流の懸け橋になると期待されています!

 

 

 

次に、急ぎ足でラトビア大学に向かいます。学長をはじめ、国際交流担当者、アジア研究のFraushaar准教授が私たちの訪問を歓迎してくださり、協定締結のセレモニーも無事終了しました。その後、キャンパス内を案内されましたが、どれも歴史と伝統を感じさせる造りとなっています。上階には、素行の悪い学生が反省するための謹慎室というユニークな一室もありました。実際の交流の際には、修士課程の学生と交流することになりそうですので、交流内容について検討することが今後の課題となります。

 

 

大学から、車で15分ほど離れた所にあるドミトリーも紹介していただきました。大きな建物には世界各国から学生が集まってくるようですが、9月頃は短期留学の学生で最も賑わうとのことです。机やベッドは設置されており、共有スペースには、キッチンも完備されています。エントランス脇にはカフェも営業しており、ランチメニューや簡単な夕食が利用できるようです。ご案内していただいた明るく陽気な寮母さんの存在も魅力の一つです。現地学生との交流が実現するようであれば、ここでの宿泊も検討する価値があります。

 

 

本日でひとまず全ての下見が終了となり、メンバーの顔にも安堵感が見られます。夕食はラトビア料理のお店に入り、最終チェックを行いました!ポーランドからリトアニア、ラトビアとやはり全体的にお肉やジャガイモ、チーズ等が使用されており、魚や野菜は少ないという感じがします。クマやウサギなどのジビエもメニューにありチャレンジしてみました。様々な食材や調理方法、味付けがあり、これまでの食生活を見直すきっかけにもなりました。

 

今回の下見では、様々な料理にチャレンジし残さず食べていましたが、毎日、2万歩ほど歩いていたおかげで体重は+-ゼロでした。初めて見る食材もいくつかあったので、事前の学生の健康調査やアレルギーチェックは重要だと感じました。