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文京学院大学スポーツマネジメント研究所講習会2024
文京学院大学スポーツマネジメント研究所講習会2024を下記の通り開催します
『関節スペシャリストコース(膝・足)』+『起業セミナー』
膝コース 2回 足コース 2回 起業セミナー 1回
計5回
【講義スケジュール】
A:膝コース
第1回 2024年10月28日(月)
「膝関節疾患の評価と動作の導き方」
講師 土持 宏之 先生 (ワカバ整形外科・リウマチ科クリニック)
第2回 2024年11月18日(月)
「変形性膝関節症に対する理学療法の実際」
講師 森口 晃一 先生 (森寺整形外科)
B:足コース
第1回 2024年12月2日(月)
「明日から使える足部への考え方とアプローチ」
講師 上原 優喜 先生 (医療法人宮藤会 須藤整形外科)
第2回 2024年12月16日(月)
「足の機能と臨床 〜距骨下関節と運動連鎖〜」
講師 新保 雄介 先生 (Conditioning Room Lead 代表)
C:起業セミナー
開催日:2025年1月16日(木)
「『できる』『活かす』で始める開業・起業 ~アントレプレナーシップを学ぶ~」
講師 平田 博紀 先生 (文京学院大学経営学部教授)
【受講方法】
Zoom (LIVE配信 2週間のアーカイブ配信あり)
【定 員】
80 名(定員になり次第締め切ります)※振り込み先着順
【受 講 料】
1講義 2,500 円
各コース料金(2講座) 5,000円 → 4,000円
3コース料金(5講座) 12,500円 → 10,000円
※本学卒業生割引あり
卒業生の方は、申込フォームの「文京学院各学校の関係の方」欄にある「卒業生」にチェックを入れていただき
卒業年度および学部学科名を必ず明記してください。
記載がない場合には、一般受講料で受け付けされますので、その点ご注意ください。
お申込みはこちら (9月2日より申し込み開始)
↓↓↓↓↓
https://www.ext.u-bunkyo.ac.jp/event/sport.php
【申込締切】
全コース・膝コース 各講義 2024年10月14日(月・祝) 初回開講日の2週間前
足コース 各講義 2024年11月18日(月) 初回開講日の2週間前
起業セミナー 2024年12月16日(月) 初回開講日の1か月前
【問い合わせ先】
文京学院大学 スポーツマネジメント研究所
sports@bgu.ac.jp (担当:西村)
―講義詳細ー
関節スペシャリストコース
A:膝コース
第1回 2024年10月28日(月)
「膝関節疾患の評価と動作の導き方」
講師 土持 宏之 先生 (ワカバ整形外科・リウマチ科クリニック)
【講義概要】
ヒトが動くとき、身体内部では組織間の滑走が起こっていると考えられます。同じ動作の反復や長時間の姿勢保持により、筋以外の受動組織での関節モーメントを発揮する機会が多くなってくると組織間の位置関係が変化し、それに伴って組織間の滑走が滞り、関節可動域の制限や患部へのストレスにつながり、動作の障害につながってくると考えられます。
これまで私は整形外科領域の職場に勤務し、数多くの整形外科疾患を診てきました。その経験の中で培った姿勢評価や動作分析からの臨床推論の進め方や触診のポイント、組織間の滑走の促し方、それらから目的とする動作へのつなげ方について解説します。
<講師略歴>
第2回 2024年11月18日(月)
「変形性膝関節症に対する理学療法の実際」
講師 森口 晃一 先生 (森寺整形外科)
【講義概要】
変形性膝関節症の症状は,歩行や起立時の荷重位での疼痛や不安定感、また可動域制限など、膝関節の障害は多くの場面で生じ,日常生活に支障をきたします.それらの要因は,局所(患部)を中心とした問題から他部位からの影響が大きい場合など多岐に渡り,実際の臨床場面でどのような手順で,またどんな評価を行うのか,迷うことも多いのではないでしょうか.
そこで本セミナーでは,
•膝関節の機能解剖
•病態とメカニカルストレス
•運動・動作分析から関節機能評価の流れ
•徒手療法,運動療法
を中心に解説を致します.
臨床場面で求められる機能的問題の絞り込みと徒手療法、運動療法の実際について,多くの動画を用いることで,参加者の皆様の臨床をお役に立てるように尽力したいと思います.
<講師略歴>
【職歴】
1998年4月~2000年3月 福岡県立嘉穂東高等学校常勤講師
2003年4月 新日鐵八幡記念病院(現 製鉄八幡記念病院) 入職
2010年4月 済生会八幡総合病院 入職
2016年4月 一寿会 西尾病院(主任) 入職
2022年4月 森寺整形外科(統括部長) 入職
【学歴】
1998年3月 福岡大学理学部応用数学科卒業
2003年3月 国立療養所箱根病院附属リハビリテーション学院卒業
2016年3月 九州看護福祉大学大学院看護福祉学研究科健康支援科学専攻修士課程修了
2022年4月 山形県立保健医療大学大学院博士後期課程理学療法学分野入学
【社会活動】
日本理学療法士協会運動器研究部会認定幹事(2012年6月~2014年6月)、日本理学療法士協会運動器認定理学療法士必修研修会講師(2012年度~2016年度)
日本運動器理学療法学会運営幹事(2019年6月~2021年3月)、日本運動器理学療法学会評議員(2021年4月~2021年7月)
日本運動器理学療法学会理事(2021年8月~現在)、北九州スポーツリハビリテーション研究会世話人、北九州肩関節研究会世話人
【所属学会】日本理学療法士協会、日本運動器理学療法学会、日本関節鏡・膝関節・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)、日本整形外科スポーツ医学会
その他 論文、著書執筆多数
B:足コース
第1回 2024年12月2日(月)
「明日から使える足部への考え方とアプローチ」
講師 上原 優喜 先生 (医療法人宮藤会 須藤整形外科)
【講義概要】
日々の診療の中で足部のトラブルを持っている患者さんに遭遇することは多いと思います。唯一地面に接触する足部の変形による構造の変化は、足部の疼痛だけでなく、他の関節に悪影響を及ぼすと考えられ、足部へのアプローチは姿勢、動作を改善する理学療法の臨床には重要な技術と考えています。しかし、動きの複雑さや構造の変化による見た目から、足部へのアプローチに苦戦する方は多いのではないでしょうか。
本講義では、私の足部への理学療法の経験から、足関節の背屈の重要性、前足部後足部のねじれを中心に、明日からの臨床ですぐに実践出来る足部への考え方やアプローチ方法を解説します。
<講師略歴>
2012年3月:文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科卒業
2012年4月:医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院 リハビリテーション技術科 入職
2016年〜フットケアチーム立ち上げ。
2019年:上尾中総合病院 リハビリテーション技術科 主任
2020年〜診療科横断的に診療するコンサルテーション制度導入。
科内の足部疾患に対する診療に従事。
2022年:医療法人宮藤会 須藤整形外科 リハビリテーション科 入職 科長
(資格)
フットケア指導士(2018〜)2022年4月更新
認定理学療法士(運動器)(2022〜)
入谷式足底板 上級コース終了
活動
入谷式足底板 基礎コースアシスタント 2019,
FREE conference 足部アドバンスコース講師(2021)
第2回 2024年12月16日(月)
「足の機能と臨床 〜距骨下関節と運動連鎖〜」
講師 新保 雄介 先生 (Conditioning Room Lead 代表)
【講義概要】
現在、年に1万人の理学療法士が有資格者となり、世の中に10万人ほどの理学療法士がいる中で理学療法士の職域は多岐に渡り、専門性においても幅広く活躍している姿が見受けられる。
その中で動きを変えるということに関しては理学療法士の専門性であると強く感じる。
我々、セラピストが患者のHOPEにおける歩行や前屈などの動作を見る中で必ず考慮しなければいけない条件の中に重力があります。また、その重力をコントロールするのに唯一、地面に接している足による床反力制御が非常に重要だと思われます。そのため、足の機能を評価・治療することでメカニカルストレスの変化による疼痛改善や動作・パフォーマンスの改善がみられます。
しかし、実際の臨床現場ではそのような知識や技術だけで太刀打ちできないことがあるのも事実です。それは、セラピスト自身の思い込みから目に見えている事実にフィルターをかけて元の情報を変形(劣化)させてしまっている場合が多岐に渡ります。それらを踏まえて今回は,臨床における情報の捉え方を参考にし,症例を通して足の機能を再考する一助になればと思います。
<講師略歴>
2012.3 文京学院大学保険医療技術学部理学療法学科卒業(3期)
2012.4 千葉きぼーるクリニック入職
2021.4 ウェルケアわきた整形外科入職
2024.4 Conditioning Room Lead 開院
C:起業セミナー
開催日:2025年1月16日(木)
「『できる』『活かす』で始める開業・起業
~アントレプレナーシップを学ぶ~」
講師 平田 博紀 先生 (文京学院大学経営学部教授)
【講義概要】
働き方が多様化する中、経験や知識、資格を活かし、「できる」や「やりたい」を起点に開業・起業を志す人が増えてきています。しかし、実際に開業・起業してみると、考えもしなかったことや、今までの”当たり前”が根底から覆るといった場面を遭遇する機会が多くあります。医療・福祉分野で開業する、起業する、事業を継続・成長・発展させていくことはどのようなことなのでしょうか。今回は、経営学や起業論における理論や議論に基づき、開業者・起業家に求められる「アントレプレナーシップ(ビジネス機会の追求)」について考えていきます。
<講師略歴>
2005年4月 全国商工会連合会
2008年6月 独立行政法人中小企業基盤整備機構 リサーチャー
2010年4月 共栄大学国際経営学部 専任講師
2011年4月 共栄大学教育学部 兼担講師
2014年4月 共栄大学国際経営学部 准教授
2019年4月 文京学院大学経営学部 准教授
2024年4月 文京学院大学経営学部 教授
(著書)
『ストーリーのない経営学の教科書~経営学言葉辞典~』
『新版・ストーリーで学ぶマネジメント~組織・社会編』「世界が認める長寿企業とは?」(50-59頁),「起業」に求められるものとは?」(60-69頁),文眞堂.
『ストーリーで学ぶマネジメント~経営管理「超」入門~』「日本に起業家は出てくるのか?リブセンスの起業とその後」(8-13頁),「長寿の秘訣は変えずに変える?小さな老舗企業の菊池保寿堂」(20-25頁),文眞堂.
『スモールビジネスハンドブック-不況を勝ち抜く事例起業に学ぶこれからの企業価値経営』第16章「スモールビジネスの事業承継と第二創業」 など多数執筆