2021年10月7日 経営学部川越仁恵准教授登壇のシンポジウムが書籍になりました
2021年刊行 ”Maker and Meaning :Craft and Society, Revisited” (出版:Madras Craft Foundation)
2019年経営学部川越仁恵准教授が登壇した、インドで開催された国際シンポジウムの成果が書籍として刊行されました。
チェンナイ(インド)にあるダクシーナチトラ博物館において2019年1月11日~13日マドラス工芸財団主催国際シンポジウム「Maker and Meaning :Craft and Society Revisited」が開催されました。
ダクシーナチトラ博物館は、南インドの生きた伝統に重点を置いた、芸術、民俗芸能、工芸、建築に関する、博物館・文化センターでマドラス工芸財団が運営しています。財団は、1984年にインド南部諸州の文化の振興と保存を目的として、タミル・ナードゥ州チェンナイに設立された非営利の登録慈善団体です。
2019年「Maker and Meaning: Craft and Society」と題したシンポジウムが行われ、このシンポジウムはシリーズの第2回目です。20年経った今、職人の技術・生活と製品市場の変化に着目して比較する試みです。シンポジウムには、カナダ・アメリカ・デンマーク・フィリピン・マレーシアの研究者が参加し、様々な国の工芸について講演がなされました。日本からは川越准教授が参加し、”History of Craft Industry and Policy of Japan” 「日本の工芸産業の歴史と政府による振興政策」について講演しました。シンポジウムでは、インド各地の職人による講演やワークショップも行われました。
2021年、このシンポジウムの成果が書籍として『Maker and Meaning :Craft and Society, Revisited』インドで出版され、16名の著者が執筆しています。
編著:Madras Craft Foundation
書名:”Maker and Meaning :Craft and Society, Revisited”
出版:Madras Craft Foundation
出版年:2021年