今年度は、株式会社ジャストの代表取締役、本多均氏を、１１月１日と１２月２０日の特別講義にお招きします。

株式会社ジャストは、法人向けのオフィス用品のサポート事業と、宅配水などのホームサービス事業を展開しています。

1969年に父親が創業者としてサニクリーン東京のフランチャイジー株式会社サニクリーン大宮を設立し、ダストコントロール事業を開始。１０年後に本多氏が社業を継承し、就任当初は従業員数１２人、売上１億５千万だった企業を、それぞれ50倍以上の従業員600名、売上76億にまで伸ばすなど、企業体質をドラスティックに変革させた実績を保有しています。

本多氏には昨年の「起業と事業創造」（２年生対象」の特別講義でもご登壇いただき、学生は株式会社ジャストの事業概要をしっかりと理解したうえで同社向けの新規事業を立案し、プレゼンテーションを行います。設定課題は「いいものを作っていながら販路がない会社」向けのサポートサービスの展開。

初回の１１月１日の講義では、学生が自由に立案した新規事業計画について、本多氏から様々なアドバイスをしていただきました。学生たちのプランに対し本多氏は「何年か前の私なら飛びついていたかもしれない。それくらい面白い提案だと思う。だけど、当時の私も３０もの新規事業を立案して、一つも成功しない時代があった。その理由は、差別化を知らなかったから。なぜジャストがそれをやるのか？ストーリーのある戦略が必要だった。」と実体験をもとに新規事業の難しさと面白さを語ってくださいました。最後に「挑戦しない人には必ず成功は訪れない」と学生にエールを送ってくださいました。

次回１２月２０日、学生は本多氏からのアドバイスや提案を参考に再度新規事業提案を行います。