保護者の皆様へ
保護者の皆様へ
今、準備したいこと
本学では、学生一人ひとりに対して、きめ細やかなキャリア支援をするために、それぞれのキャンパスにキャリアセンターを設けています。学生が自ら将来を考え、情報を収集し、就きたい職業を選択して、それに向かって努力し実現していく、その過程を支援していきます。
社会は目まぐるしく変化し、就職環境は毎年違っています。そして、人材像も毎年高いレベルが求められるようになりました。本学では、1年次よりキャリア形成支援をキャリア科目として取り入れ、また、日常の授業の中で、社会人として必要な力がつくよう努力してまいりますが、何より大切なことは、学生に「社会で働きたい」という意識を持っていただくことです。保護者の皆様には、学生と「働く」ということについて話し合う時間を持っていただければ幸いに存じます。
本学では、毎年就職を控えた学部3年生の保護者の方を対象に就職保護者会を実施しております。時期は学部により違いますが、別途ご案内を致しますので、多くの保護者の皆様のご参加をお待ちしております。また、進路に関してご質問などありましたらキャリアセンターまでお問い合わせください。
充実した大学生活を送ることから始めましょう
目標を持って取り組むことで様々な力がついていきます。
何かに夢中になって継続的に真剣に取り組み、困難なことも改善しながら乗り越えていく、時には挫折を経験し、それでも立ち上がって前に進む、そんな経験を数多くすることが将来につながっていいきます。
基礎学力・スキルを高めましょう
採用の選考手段として、筆記試験があります。基礎学力とあわせて一般常識、時事問題など日ごろから取り組むことが大切です。さまざまな資格を取得しておくことも学生の自信につながります。
社会情勢や経済動向に関心を持ちましょう
テレビのニュースや特に新聞を読む習慣をつけましょう。「見出しを読む」ことからはじめましょう。興味のある記事を読む、社説を写す等することで力がついていきます。
家庭で、ニュースを話題にして会話していただくのも興味が深まるいい機会になります。
社会人としてのマナーを身につけましょう
社会人になったとたん、今までの「自己満足」の生活から、お客様や同僚、企業等を満足させる「他己満足」の世界に変わります。マナーを守り、気遣いのできる人が求められるのです。どうぞ毎日の生活の中で、少しずつ相手を意識した思いやりのある行動のとれる人間となるようアドバスをお願いします。
就職活動がはじまったら
学生に言わないでいただきたいのが「まだ、決まらないの」ということばです。
希望職種によって就職決定時期がさまざまです。また、努力してもなかなか内定に至らないことがあります。保護者の皆様には、ぜひ学生が就職について話し始めたら「よき聞き役」としてゆっくり話を聞いていただきたいと思います。話しながら問題が解決する場合もあります。
学生がアドバイスを求めてきたら、ぜひ学生の考えを受け止めた上で、ご自身の体験や考えを伝えてください。学生が、ほっとしてにこやかなになれる雰囲気を作ることが大切です。また、就職活動は、スーツや交通費、昼食代など費用がかかります。ご支援いただけると幸いです。