外国語学部

教授
フェアバンクス香織ふぇあばんくす かおり (KAORI FAIRBANKS)
担当科目 演習テーマ

【大学院】 アメリカ研究II(文学/文化)、特別研究I、特別研究II
【学部】 アメリカ文学、アメリカ文化論、翻訳入門、3年ゼミナール、4年ゼミナール、Literature*(英語による授業)、 ◎ゼミナール演習テーマ:アメリカ文学/文化とメディア

所属学部 外国語学部
研究課題
(主なテーマ)

モダニズムと自伝(的)文学

ひとこと

想像力&創造力ゆたかな人を目指しましょう。

専門分野

アメリカ文学、ヘミングウェイ研究、自伝研究、マニュスクリプト研究

学位

学術博士(早稲田大学、2010年)

最終学歴

早稲田大学大学院教育学研究科教科教育学専攻

主な経歴

早稲田大学教育・総合科学学術院 助手(2005年4月~2008年3月)
文京学院短期大学英語科 助教(2008年4月~2014年3月)
早稲田大学教育学部 非常勤講師(2008年4月〜現在)
文京学院大学大学院外国語学研究科 助教(2013年4月~2014年3月)
文京学院大学外国語学部・大学院外国語学研究科 准教授(2014年4月~2023年3月)
早稲田大学国際教養学部・大学院国際コミュニケーション研究科 非常勤講師(2016年4月〜現在)
Visiting Scholar, Reischauer Institute of Japanese Studies, Harvard University (2022年4月~23年3月)
文京学院大学外国語学部・大学院外国語学研究科 教授(2023年4月~現在)

研究業績
外部資金その他
競争的資金の
受入・採択

<博士学位論文>
『ヘミングウェイの死後出版作品研究――編纂方法とその問題点――』(早稲田大学大学院教育学研究科、2010年1月)

<著書(単著)>
1. 『ヘミングウェイの遺作――自伝への希求と<編纂された>テクスト』(勉誠出版、2015年3月)

<著書(共著)>
1.「第一次世界大戦とパンデミックの分水嶺――革新性、アポリネール、「昔のパリ」」『モダンの身体 マシーン・アート・メディア』(小鳥遊書房、2022年10月)
2.「追憶のパリ――死後出版作品群における「1920年代パリ」の記憶とその機能」『ヘミングウェイ批評 三〇年の航跡』(小鳥遊書房、2022年3月)
3.「隠喩としての「吐き気」――1918年パンデミックと「兵士の故郷」再読」『ヘミングウェイ批評 新世紀の羅針盤』(小鳥遊書房、2022年3月)
4.『ヘミングウェイ大事典』(勉誠出版、2012年7月)
5.「最期のラブレター――ショーン版『移動祝祭日』が開示したハドリーへのメッセージ」『アーネスト・ヘミングウェイ――二十一世紀から読む作家の地平』(臨川書店、2011年12月)
6.「ヘミングウェイの鞄――キューバ・ハバナ」『PAPAS』第36号(株式会社ビービー、2008年8月)

<主要論文(すべて単著)>
◎ アメリカ文学
1.「1920年代のパリと「自伝」――スタインからヘミングウェイへと続くモダニズム的風景」『Transcommunication』7(1)(早稲田大学大学院国際コミュニケーション研究科、2020年3月)
2.「追憶のパリ ――死後出版作品群における「1920 年代パリ」の記憶とその機能」『ヘミングウェイ研究』第19号(日本ヘミングウェイ協会、2018年6月)
3.「晩年の「ニック」――『エデンの園』と「最後の良き故郷」をつなぐmiscegenationalな憧憬」『ヘミングウェイ研究』第12号(日本ヘミングウェイ協会、2011年6月)
4.「“Ernesto”か“A worrier”か?――『危険な夏』のオリジナル原稿における自己分裂と“Ernest”の消滅」『文京学院大学外国語学部 文京学院短期大学紀要』第8号(文京学院大学総合研究所、2009年2月)
5.「「失われた」A Moveable Feast――Mary Hemingwayの編纂方法とその問題点――」『ヘミングウェイ研究』第9号(日本ヘミングウェイ協会、2008年8月)
6.「ヘミングウェイの「デイヴィッド」、ジェンクスの「デイヴィッド」――『エデンの園』におけるトム・ジェンクス編纂の問題点」『アメリカ文学研究』第44号(日本アメリカ文学会、2008年3月)
7.「Repetition (Insistence) in Gertrude Stein’s “Melanctha”」『学術研究』(英語・英文学編)第56号(早稲田大学教育学部、2008年2月)
8.「Islands in the Streamの “Bimini” セクションにおけるAuto/Biography創造への試み――Charles Scribner, Jr.ら編纂の問題点――」『ヘミングウェイ研究』第8号(日本ヘミングウェイ協会、2007年8月)
9.「Auto/BiographyとしてのFor Whom the Bell Tolls」『学術研究』(英語・英文学編)第55号(早稲田大学教育学部、2007年2月)
10.「True at First Light論:Patrick Hemingwayの編纂方法とその問題点」『中部アメリカ文学』第6号(日本アメリカ文学会中部支部、2003年3月)

◎ 日本近代文学
11.「梶井基次郎「檸檬」における西洋モダニズムへの眼差し――憂鬱、セザンヌ、そして「私」の描き方」『文京学院大学外国語学部紀要』第19号(文京学院大学総合研究所、2020年2月)単著

所属学会
国際会議等への参加

日本アメリカ文学会
日本英文学会
アメリカ学会
日本ヘミングウェイ協会[評議員、運営委員、紀要選考委員]
The Hemingway Society

共同研究
在外研究
国内研究
社会的活動

1. 科学研究費基金(基盤研究C)採択(2018年4月〜2023年3月)
[研究課題名:モダニズムと自伝(的)文学――スタイン、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド]研究代表者

2. 科学研究費補助金(若手研究B)採択(2009年4月〜2013年3月)
[研究課題名:ヘミングウェイの遺作――オリジナル原稿の編纂方法とその問題点に関する総合的研究]研究代表者

3. 科学研究費補助金(若手研究B)採択(2006年4月〜2009年3月)
[研究課題名:ヘミングウェイの遺作研究――オリジナル原稿の編纂方法とその問題点]研究代表者