外国語学部

准教授
髙橋 舞たかはし まい (TAKAHASHI Mai)
担当科目 演習テーマ

哲学、哲学Ⅱ、教育人間学、学校支援の理論と実践、教育原理(教職)、道徳教育の指導法(教職)、初年次セミナー、ゼミナール

所属学部 外国語学部
研究課題
(主なテーマ)

共生思想の教育学研究

民衆思想に見るカタストロフィ(災厄)の記憶継承技法の教育学的可能性

ひとこと

多くの著名人も言っていますが、私も「人生は旅」だと思っています。何処へ行くのか、誰と行くのか、何をするのか、何を観るのか、、、。どうぞ色々な場所へ出向き、かけがえのない人やものと出会い、手作りの味わい深い旅にしていってください。

専門分野

教育哲学、教育思想、教育人間学、

(共生の哲学、共生の民衆思想、多文化共生、ポストコロニアル、戦争の記憶継承、カタストロフィの記憶継承、〈生〉の実践知、メディア、沖縄、東アジア)

学位

博士(学術・教育学):立教大学

最終学歴

立教大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程後期課程修了

主な経歴

2007年4月~2008年3月 立教大学文学部教育学科助手

2014年4月~2017年3月 帝京平成大学ヒューマンケア学部専任講師

2017年4月~2020年3月 立教女学院短期大学幼児教育科専任講師

 

 

研究業績
外部資金その他
競争的資金の
受入・採択

【著書】

髙橋舞(2009)『人間成長を阻害しないことに焦点化する教育学 いま必要な共生教育とは』、ココ出版

 

【教職テキスト】

岡部美香編(2017)『子どもと教育の未来を考えるⅡ』、北樹出版、担当部分「第2部第4章グローバリゼーションと国際理解教育」、pp.184-199

岡部美香・谷村千絵編(2012)『道徳教育を考える 多様な声に応答するために』、法律文化社、担当部分「第7章 多文化社会をひらく道徳」、pp.113132

岡部美香編(2009)『子どもと教育の未来を考える』、北樹出版、担当部分「第6章「学力問題」」、pp.6680、「第8章 多文化教育のゆくえ」pp91105

 

【論文】(抜粋)

髙橋舞(2023)「「肝苦(チムグリ)さ」から「恨(ハン)」思想へ -「共生共死」の教育から、「共生」の教育の方へ-」、立教大学教育学科研究年報、第66号、pp.41-57

Mai Takahashi(2022)Nuchidutakara (life is a treasure): The Spirit of Okinawa in Resistance to the Fascism of Democracy、E-Journal of Philosophy of Education: International Yearbook of the Philosophy of Educat Vol7、pp. 46-52

髙橋舞(2022)「民主主義のファシズムに抵抗する沖縄の心「命(ヌチ)どぅ宝」」、『教育哲学研究』、第125号、教育哲学会、pp.14-20

金城実・知花昌一・髙橋舞(2019)「「継承」の場が、より以上の記憶空間になる可能性 -「集団自決」の記憶を遺すチビチリガマの継承実践から-」、『近代教育フォーラム』、第28号、教育思想史学会、pp.127-135

岡部美香・金正美・花崎皋平・髙橋舞(2019)「〈共生知〉としての他者の記憶の継承」、『大阪大学教育学年報』、第24号、pp.3-17

金正美・花崎皋平・岡部美香・髙橋舞(2019)「共生」と「継承」の間、あるいは「継承」と「共生」の間」、『教育哲学研究』、第119号、pp.127-133

高橋舞(2018)「「戦争の記憶」継承の原理的考察 -教育課程に位置づく、新しい「戦争の記憶」継承の実践理論構築を目指して-」、『立教大学教育学科研究年報』、第61号、pp.65-77

髙橋舞(2017)「みんながきらいなフェミニズムの可能性」、『近代教育フォーラム』、第25号、教育思想史学会、pp.152-158

岡部美香・韓炫精・高橋舞(2013)「「食」の技法とその継承に関する日韓比較研究(1)-葬儀における「食」の技法を手がかりに-」、共著、『教育実践紀要』・第13号、京都教育大学、pp.291-300(査読付き)

田中望・大浜譲治・髙橋舞(2006)「バリアとしての「抑圧者」の言語」、『月刊 言語』・7月号、大修館書店、pp.68-75

髙橋舞(2004)「加害可能性を前提としたホスピタリティ-共生教育で教授される共生的な態度-」、『異文化間教育』、第19号、異文化間教育学会・アケデメイア出版会、pp.85101(査読付き)

髙橋舞(2003)「他者と「出会う」地平 -理解の超越と理解の暴力性に関しての一考察-」、『教育哲学研究』、第87号、教育哲学会、pp.4666(査読付き)

髙橋舞(2002)「「差異」概念に対する認識論的差異についての一考察 -「共生教育」の体系化にむけて-」、単著、『教育方法学研究』・第27号、日本教育方法学会、pp.2130(査読付き)

 

【競争的資金の受入・採択】

JSPS科研費 「基盤研究(C)」、課題名:「民衆思想にみるカタストロフィーの記憶継承技法の教育学的可能性」、課題番号:20K02502、研究代表者 (2020年4月~現在に至る)

JSPS科研費 「挑戦的萌芽研究」、課題名:「「戦争の記憶」継承における教育実践理論研究」、課題番号:16K13533、研究代表者 (2016年4月~2020年3月)

JSPS科研費 「研究活動スタート支援」、課題名:「戦争記憶空間における継承・教育メディア論の学際的実証的研究」、課題番号:26886077、研究代表者 (2014年9月~2016年3月)

JSPS科研費 「基盤研究(C )」、課題名:「<生の実践知>を継承する技法に関する歴史的教育人類学的研究日韓の比較を通して」、課題番号:26381028、分担研究者(研究代表者:岡部美香) (2014年4月~2017年3月まで)

所属学会
国際会議等への参加

日本教育学会、教育哲学会、教育思想史学会、異文化間教育学会、日本教育方法学会

共同研究
在外研究
国内研究
社会的活動