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あやめ祭 「ほっと」公開講座 開催されました。
2014.10.20
平成26年10月18日(土)、あやめ祭にて「ほっと」公開講座が開催されました。
今年は人間福祉学科の茂井先生がお話してくださいました。
テーマは「子ども理解の大切さを知ろう!~子どもの気持ちがわかれば育てるのが楽になる!~」。
地域の方や学生さん、卒業生や赤ちゃんまで20名の方が参加していただき、和やかな雰囲気の中始まりました。
その中には、ボクシングWBA世界スーパーフライ級元チャンピオンの飯田覚士さんもいらっしゃいました。
「子どもが育つ」とはどういうことかということから、愛着形成の大切さを事例を通してお話いただきました。
事例では、日頃起こりそうな、またよく目にするような親子の様子を、もし子どもに吹きだしを付けたら子どもはどう思っているのかという観点から子どもを理解することの視点をお話いただきました。
そこから、子どもを肯定的に捉え安心感を与える大切さ、子どものためにと思っていることが逆に子どもを抑制していること等を教えていただきました。
最後に子育てのセオリーとして子どもを育てるということだけでなく、子どもから育ててもらうという気持ちや、子育てに気張らず楽しみながら子育てをしようというメッセージをいただきました。
講座後には参加してくださっていた飯田覚士さんが短い時間しかない中で、ビジョントレーニングの話をしてくださいました。
視力検査で測る視力だけでなく、両目をどのように使って見ているのかということや距離の捉え方や集中しやすい距離があるというような総合的な「視力」というものが、人間の集中力や注意等に関係しているという普段聞けないような話までしていただきました。
飯田さん、貴重なご講義をありがとうございました。