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臨床発達心理士受験対策講座が開催されました
2012.06.19
6月16日に、文京学院大学の大学院生・修了生を対象とした、臨床発達心理士受験対策講座が開催されました。
臨床発達心理士とは、発達心理学をベースとし、「発達的観点」を持った専門家です。発達をめぐる問題に対しての支援をするための知識が必要となる、近年注目されている資格です。臨床発達心理士は子育て支援センターや児童相談所、教育相談所などの子どもの発達に関する機関だけでなく、障害者施設や老人保健施設などの成人・老年期の問題に関する機関や医療機関など、幅広い分野で活躍しています。
資格を取るためには、現場経験を積んでから受験することもできますが、大学院修了が基本です。文京学院大学の大学院人間学研究科保育学コースには、臨床発達心理士認定運営機構が定める指定科目も開講されています。
臨床発達心理士受験対策講座では、「ほっと」の相談スタッフでもある伊藤英夫先生(人間学部教授)と柄田毅先生(人間学部准教授)が、受験希望者に対して分かりやすく勉強のポイントを解説しました。
参加者達はみんな真剣な表情で、先生方の熱の入った指導を聴いていました。
独りで勉強していると分からない事も多いですが、同じ資格を目指す仲間と一緒に勉強することで、試験へのモチベーションも高まり、励みにもなるようです。
臨床発達心理士受験対策講座は一次審査のある10月まで、随時開催される予定です。参加者の皆さんが無事合格できるよう、「ほっと」も全力でサポートをしていきます。