留学体験談
保健医療技術学部 海外短期フィールドワーク(マレーシア)2017 報告3
2017.02.28
UKMMCの観察実習2日目。今日は精神科作業療法と言語聴覚療法を見学しました。
精神科作業療法では園芸や調理、手芸などを行なっていて日本の精神科と同じような治療を行なっていました。園芸や調理で作った食べ物を病院の売店で売ったりもしていて、患者が自立し自分らしく社会生活を送れるようになるという作業療法の核は日本でもマレーシアでも変わらないと感じました。
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園芸療法
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売店
また、長期入院患者がおらず、1〜2ヶ月で退院する人が多いことは日本とマレーシアの大きく異なる点であると感じました。
日本は言語のリハビリ専門職は言語聴覚士しかいませんが、マレーシアは聴覚のリハビリをするAudiologyと会話やコミュニケーションのリハビリをするSpeech therapyの2つに分かれていました。
生後1日の新生児の聴覚検査は覚醒時では他の刺激が入ってしまい正確な結果が出ないため寝ている間に行われます。子供のための聴覚検査は、スピーカーを使用し、音が鳴った際に後方においてある人形を見るように説明をします。その内容が行えなければ新生児の検査と同じ様に寝ている間に行います。聴覚検査を行う際に部屋は他の音による刺激がないように部屋は防音になっていました。
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新生児の聴覚検査
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子供の聴覚検査室