留学体験談
(保)海外短期フィールドワーク(マレーシアコース)報告4
保健医療技術学部海外短期フィールドワーク(マレーシアコース)に参加している学生からの報告です。
本日は呼吸・循環系のリハビリを見学させていただきました。午前中は心臓の疾患の患者さんが多くいらっしゃいました。多くの方はエルゴメーターやダンベルでの筋力増強運動をしており、患者さん同士は仲が良さそうで、たくさんお話をなさっていました。午後には肥満の患者さんが何人かおり、マットの上でのエクササイズを中心に行っていました。
今回のリハビリ室はモニターが壁に設置されており、リハビリ室内ではどこでも心電図を記録できるようになっていました。その他のリハビリに使う道具に関してはバランスボールやエルゴメーター、トレッドミルなどあまり日本と変わらないように思えました。しかしベッドは1台のみであまり使われていなかったように思えました。そのため徒手的な介入もほとんど見受けられませんでした。
リハビリ室の先生は質問をしたり興味深く使い方のわからない道具を見ていると、様々なことを教えてくださいました。また呼吸の検査やIncremental
Shuttle Walking Testという検査などたくさんの評価を体験させていただくこともできました。
1日ごとに違う中枢、整形、呼吸・循環と回っていて初めて見学する際にはわからない単語ばかりで戸惑うこともたくさんありましたが、先生方がとても親切に教えてくださいますし、同じ単語が何度も出てくるので時間を追うごと、会話をするごとになんとなく先生がおっしゃっていることが理解できるようになってきました。
あと病院に行けるのも4日間なので少しでも多く新しい知識を得られるように努めていきたいと思います。(T.K.)